過去ログ - ゴルゴ「キュウべえだと・・・?」
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2014/06/29(日) 12:15:49.46 ID:x6e56MzU0
立ち去ってゆく三人
さやか「いきなり知らない人に話しかけるなんて勇気あるねーっ」
仁美「ええ・・・でも何か気になって…」
まどか「あはは・・・確かにちょっと変わった人だけど…」
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2014/06/29(日) 12:16:32.37 ID:x6e56MzU0
街外れ、国道から脇にそれた見滝原市への入り口の一つ
昨夜彼が使い魔たちに襲われた場所だ。
ゴルゴ「・・・」
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2014/06/29(日) 12:17:16.88 ID:x6e56MzU0
ゴルゴ「・・・」
???「待ちなさい」
ゴルゴが立ち去ろうとすると、少女は厳しい声を彼にかける
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2014/06/29(日) 12:18:18.13 ID:x6e56MzU0
(「まどか・・・助けてまどか…!」)
まどか「誰?誰なの!?」
ショッピングモールの改装中の立ち入り禁止フロアに入るまどか。非常灯だけが照らし出す薄暗い空間の中に耳の長い白く、細長い生物が傷だらけで横たわっている。
まどか「ひどい・・・」
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2014/06/29(日) 12:19:11.19 ID:x6e56MzU0
まどか、さやか「!!!」
さやか「何・・・今の銃声」
まどか「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!」
さやか「うわっ!」
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2014/06/29(日) 12:20:06.83 ID:x6e56MzU0
マミ「あなたたち危ないところだったわね。私は巴マミ。あなたたちと同じ身滝原中学の3年生よ
!!!」
使い魔たちを追い払ったマミはまどかが抱きかかえている小動物の異変に気づき、駆け寄る。
マミ「これは・・・!ひどい・・・!」
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2014/06/29(日) 12:21:01.66 ID:x6e56MzU0
モール内の喫煙コーナーで葉巻を吸っているゴルゴに黒髪の少女が近づく
???「つけられていたとはね…しかもあなたの目的がキュウべえだったとは…」
ゴルゴ「・・・」
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2014/06/29(日) 12:21:52.97 ID:x6e56MzU0
少女が初めて軽く微笑む
???「認めたわね。でも無駄よ。あいつはあんな程度じゃ殺せない。私も何度も試したもの」
ゴルゴ「・・・」
???「おそらくあなたの射撃の腕は相当なものでしょうけど、あいつは一発の銃弾で到底殺せる相手じゃないわ。
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2014/06/29(日) 12:22:46.43 ID:x6e56MzU0
夜9時
見滝原市の外れ、大きな和風屋敷の前に見滝原中学の制服を着た灰緑色の髪の少女がたたずんでいる
仁美「はあ・・・。お父様遅いですわね。遅れるとは連絡があったものの、こうやってずっと立って待つのはなかなかに辛いですわ。
お茶の先生に作法の後に遅くまでご厄介になるのも迷惑でしょうし」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/29(日) 12:23:36.03 ID:x6e56MzU0
男1「いいからさっさと来いっつってんだよ!あ?」
男の一人が仁美の細い手首をつかみ引っ張る
仁美「やっ・・・!」
このあたりは敷地の広い住宅が並んでおり、彼らの声は周囲の住宅内部の住民まで届くことはない。
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/29(日) 12:24:29.03 ID:x6e56MzU0
男1「何見てんだよおっさん」
手首をつかんでいた男が下に放り投げるようにして手首を放し、角刈りの男に近づいてゆく
手首を振り下ろされる形になった仁美は以前男二人に囲まれてガクガク震えながらも角刈りの男の方に目をやって
仁美「(あっ・・・あの方は…)」
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