過去ログ - 勇者「俺の目的は魔王討伐じゃない」
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10: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:41:12.95 ID:Ip9gb3730
=西の化物の拠点=
呪術師「ハァハァ…勇者様ハァハァもうだめェん…」
狩人「やーられちったー」
11: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:41:44.27 ID:Ip9gb3730
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
?「どうした騎士(ナイト)くん…こんなものか?」
勇者「グッ…ハァ、ハァ…」ボタボタ
12: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:42:31.31 ID:Ip9gb3730
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刺客「勇者、覚悟ッ!」
13: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:43:06.51 ID:Ip9gb3730
>そんでもって
東の化物「グアアアァァ」バタッ
勇者「ふー」
14: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:43:40.18 ID:Ip9gb3730
真勇者「君は行く先々で顔を知られているからプライバシーも何もないな。君の居場所に追いつくのに時間はいらなかった」
勇者「あぁ…「公認勇者」だからな」
真勇者「魔物にも居場所がバレバレとはな…気が休まらないだろう」
15: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:44:06.38 ID:Ip9gb3730
幼馴染は魔王の娘でありながら、素性を隠して人間の村によく遊びに来た。その、幼馴染がよく来る村にいたのが俺だ。同年代の奴らから浮き気味だった俺は、何故か幼馴染とは馬が合い、よく遊ぶ仲となった。
そしてある日、幼馴染は俺だけにと打ち明けたんだ――自分が魔王の娘だと。
勇者「あいつは父親と違って、人間に悪意なんざ持っちゃいない。なのにお前は、あいつを殺そうとした」
16: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:44:32.87 ID:Ip9gb3730
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勇者「ぐっ…」ボタボタ
17: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:44:59.00 ID:Ip9gb3730
真勇者「仲間か…彼が影武者だとも知らずに着いてきたんだろう。全く、哀れな人たちだ」
勇者「まるで俺が騙したみたいじゃねーか!」
呪術師「影武者ぁ…?何言ってやがんだ、このスカシが」ペッ
18: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:45:25.44 ID:Ip9gb3730
勇者「俺は、名声なんぞクソも欲しくねええぇっ!!」ズバァッ
真勇者「うぐ!?」
勇者「勇者の座ァ?くれてやる、そんなもの!!勝手に世界救ってろやああぁぁっ!!」ズビシィッ
19: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:46:05.76 ID:Ip9gb3730
狩人「あ、こいつ宝玉持ってら。よし、宝玉が揃ったぞ〜い」
勇者「…待て。お前達南の宝玉を手に入れたのか?」
呪術師「こ、これを見て勇者様ぁ…そして褒めてぇん…」ニヤニヤ
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