過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/07/31(木) 23:11:06.26 ID:j48OEh5L0
「サカキ……お前、また部下のポケモンか」
「ジムリーダーと同じさ。君のバッジの個数に合わせて戦力を整えた。だが今回は特別に、部下のポケモンを突破した後、私の本気の一匹が控えている。言い訳はしないさ。私の今の手持ちを倒すことができれば、ヤマブキシティからロケット団は撤退しよう」
「その言葉、忘れるな! ギャラドス、かみつく!」
「ガルーラ、かみつく」
タマムシと同じ。ギャラドスがガルーラの肩、ガルーラがギャラドスの首にかみつきあう。
「ギャラドス、バブルこうせん!」
「ほう?」
ギャラドスはそのままかみついたままうなり、口内からバブルこうせんを発射する。ガルーラは肩に痛撃をくらい思わず口を離し、バブルこうせんによって壁にたたきつけられた。
社長室の壁が崩れ、廊下があらわになる。
(思い切りがいいな。読みも悪くない。短い間でいい経験をしたようだ)
「ギャラドス、たたきつける!」
「ガルーラ、れんぞくパンチ」
しかしガルーラの猛攻は激しく、レッドはギャラドスが不利と見るやすぐにフシギソウに切り替え、しびれごなでガルーラの足を止めにかかる。
今度はサカキがすぐにガルーラを引っ込めて、ニドリーノでフシギソウを相手に時間を稼ぐ。
一進一退の攻防。プロリーグと比べ扱っているポケモンのレベルは双方少し足りないが、ポケモンとの連携、戦術、思考スピードは遜色ない程であることを、ナツメはひしひしと感じていた。
(あのサカキと戦術で渡り合ってる……!? レッドのポケモンの扱い方は、既に全国のトレーナーと比べても一線を画している。だけど……私の予知は……)
ナツメの脳裏に写る予知の光景、レッドとその配下のポケモン達が倒れ、サカキが無感動にそれを眺めている。レッドがどれだけ素晴らしい戦いを見せようとも、ナツメがどんな行動を取ろうとも、変わらない未来。
(私に……なにができるの……?)
「フシギソウ、つるのむち!」
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