過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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2014/07/31(木) 23:11:50.83 ID:j48OEh5L0
戦いつづけるレッドとサカキ。そして見守るナツメ。そんな三人は、5階に上がってきたもう一人の男に気が付かなかった。
「くそ! あの二人め。どこに行った!」
現れたのは一般的なロケット団員制服を着る男。レッドとナツメに対し、ゴルバット2体を伴って立ちはだかった男だった。
以下略
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2014/07/31(木) 23:12:31.27 ID:j48OEh5L0
サカキは社長机に体重を軽くあずけ、ロケット団員を顎でしゃくった。
ロケット団員はにやつきながら、
「起きろ坊主。ポケモンを借りるぞ」
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2014/07/31(木) 23:13:16.88 ID:j48OEh5L0
「ぐ……!!」
レッドのポケモン達のくぐもった声が響き、また一匹、また一匹と倒れていく。レッドは苦悶の表情。
「おっと動くなよ坊主。ゴルバットが力の加減を間違えちゃうといけねえ」
以下略
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2014/07/31(木) 23:14:30.16 ID:j48OEh5L0
しかし、レッドの起き上がりは早かった。動けないバタフリーを襲おうとしていたゴルバットの攻撃を、またしても庇う。
今度は、踏みとどまる。
「ぐっ……!!」
以下略
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2014/07/31(木) 23:15:25.75 ID:j48OEh5L0
ナツメが見た予知が、目の前で完成しようとしている。
(だけど……、その先はせめて……、レッドとレッドのポケモン達を……救うことだけでも……)
ナツメの首には相変わらずサカキのニドキングの爪。モンスターボールを投げた瞬間、その爪はナツメを襲うだろう。
以下略
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2014/07/31(木) 23:16:00.12 ID:j48OEh5L0
ラッタを守るようにして抱きしめていたレッドへ、ナツメが懸命に語りかける。
「ナツメ……さん」
「!! 良かった……!! ……フーディンと私の力を合わせてテレポートを使うわ。すぐにビルの外へ行くわよ」
以下略
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2014/07/31(木) 23:16:56.74 ID:j48OEh5L0
「くそ、サカキ様! どうか援護を! 俺だけのポケモンでは……うわ!?」
バリヤードがバリアーを解除し、攻撃態勢に写る。
「いい加減に、しなさい! フーディン、バリヤード! サイコキネシス!」
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205
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2014/07/31(木) 23:17:29.02 ID:j48OEh5L0
「レッド君、どうしてそこまで君はポケモンバトルにこだわる。君自身骨が折れているかもしれない体で、どうして中断されたバトルにこだわる?」
レッドとレッドのポケモン達の眼光は、全てを圧倒していた。
「俺がポケモントレーナーだからだ。信頼できる仲間たちと共に、正々堂々と戦った先にこそ、本当の勝利を得る事ができるからだ。俺の魂に刻まれた想いだけは、例えどんな状況であろうと、例え相手が悪の根源であろうと、変わりはしない」
以下略
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2014/07/31(木) 23:18:14.80 ID:j48OEh5L0
「レッドのポケモンが戦闘不能と判断したら、私のバリヤードがバリアーを張って、フーディンで回収するわ。両者異論はないわね」
「いいだろう」
「ありがとうナツメさん。バトル再開だ。行け! バタフリー!」
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2014/07/31(木) 23:18:56.09 ID:j48OEh5L0
「行け! サイホーン」
サカキは動じない。岩タイプとひこうタイプの激突、その相性を遺憾なく発揮してサカキは肉弾戦をものにした。
サイホーンとピジョンとのお互い渾身の力込めた正面衝突は、サイホーンの硬い体にヒビが入ったものの、ピジョットは力を使い果たして倒れる。
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2014/07/31(木) 23:19:54.23 ID:j48OEh5L0
「行け、ギャラドス!」
(ガラガラのホネこんぼうと今のラッシュで、ガルーラの拳はもう使えんな。だがガルーラにはまだ牙がある。そして!)
以下略
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