過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/17(木) 00:18:34.53 ID:CXpFsnIc0
「ははは、そんな弱っちいポケモン出してよくカッコつけれたもんだな坊主!」

「……」

 しかしレッドの眼光の鋭さは変わらない。コイキングもよく耐えていた。
以下略



58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/17(木) 00:21:39.94 ID:CXpFsnIc0
「ポケモントレーナーはポケモンと息を一つに合わせ、お互い理解しあわないと力を発揮できない。あんたが何回ズバットに命令しようと、俺と俺のポケモンは倒せない」

「何を馬鹿な! いい加減とどめを刺せ! ズバット!」

 ズバットが何度もレッドの顔や体を襲う。しかし、レッドを守るかのようにコイキングがズバットの回りを跳ねまわった。
以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/17(木) 00:22:21.99 ID:CXpFsnIc0
「ぐっ……!」

「レッド!」

 レッドも経験したことのない痛みに膝をつく。しかし、それでもなお彼は語りかけた。
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/17(木) 00:23:00.99 ID:CXpFsnIc0
「小僧、一つ聞かせろ」

 ジュンサーに手錠をかけられた男が、レッドに問う。

「どうして、お前はコイキングで勝てると思った」
以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/17(木) 00:24:10.93 ID:CXpFsnIc0
「ふう、もうすぐ山頂だねカスミ」

「……そうね」

 一度ニビシティまでもどった二人はレッドの傷の回復を待ち、オツキミ山の踏破に望んだ。
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/17(木) 00:25:14.48 ID:CXpFsnIc0
「レッドへの、ご褒美かもね」

「ご褒美?」

「オツキミ山の平和を魔の手から守ってくれたっていう、ご褒美」
以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/17(木) 00:26:13.96 ID:CXpFsnIc0
(私があの時、レッドと同じ状況だったらコイキングを勝利に導けただろうか)

 ハナダジムは波立っていた。久方ぶりの帰還。ジムリーダーだけが許される最奥の間、出て行く時は陰鬱でしかなかったこの場所が、今は妙に馴染んでいる。

「一体どういう風の吹き回し、カスミ」
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/17(木) 00:26:55.41 ID:CXpFsnIc0
「待っていたわレッド」

「カスミ……」

「ふふっ。驚いた?」
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/17(木) 00:28:05.38 ID:CXpFsnIc0
「行け! フシギソウ!」

「行きなさい! ヒトデマン!」

 フシギソウのつるのムチを、ヒトデマンが水鉄砲の水圧ではたき落とす。
以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/17(木) 00:29:04.04 ID:CXpFsnIc0
(そうよねレッド。私達は強くなれる。ポケモンと二つ心を合わせれば、どこまでも!)

「行きなさい! スターミー」

 コイキングが光がかやき、青き龍となってスターミーに相対する。
以下略



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