12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/14(月) 21:52:19.30 ID:PeQPCDngo
娘のキーナの夫になったのも似たような若者だった。
いやアレにそそっかしさを足したさらに救えない男だった。
だが娘はそこがいいのだとほざくのだ。
「なんかほっとけないじゃない」
あんな男と一緒になるつもりならこの家から追い出すよ。
ヘレナはそう脅したがキーナにとってはそれは全く脅しになっていなかったようだ。
「ええそういうつもりなら喜んで」
その晩キーナと忌まわしきあの若者は出て行ったらしい。
ヘレナが朝目を覚ますと娘の部屋はもぬけのからだった。
まあ過ぎたことはともかく。
自分たちをたぶらかしたあの男共のボケた血が孫娘にも流れているに違いない。
それはまったくもって気に入らないことだった。
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