過去ログ - 続・スーパーカンタイロンパ2 -さよなら絶望鎮守府-
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◆jPpg5.obl6
[saga]
2014/11/03(月) 23:16:05.44 ID:iEtpB3Hd0
モノクマ「今のボクはイライラどころか呆れてんだよッー!マジで呆れる寸前だよ!略してMAS!」
天龍(龍田は今・・・失望してんのか・・・?)
希望を失うことが失望。しかし「超艦隊級の絶望」である彼女たちにとっては話が変わってくる。
彼女たちにとって失望とは絶望を失うこと。それだけだ。
しかし自分と龍田には根本的な違いがある。龍田は絶望の申し子だ。それを江ノ島盾子に会ったことによりさらに深まった。
絶望を達成したと言うことは同時に希望を実現してしまったことに過ぎない。つまりはジレンマだ。
そんな快楽と苦行の深い溝をわが物顔で歩き続ける少女。いつかは全てを飲み込み、2つに裂いてしまうだろう。
一方、天龍は世界にたいして特に何も抱いていなかった。
隣には龍田が居たから「自分は世界に絶望を与える存在なのだ」と信じて歩み続けただけだ。
疑問が生じたのはごく最近の事。計画を聞いた時もモノクママスクを被った獣たちの破壊も特に感じなかった。
だが吹雪達を殺し合いさせる計画を聞いてから妙な違和感がうごめき始めた。
龍田に変装して偽りの再開をした時---全部なくなった。
---これでおしまいだ。
---知っているのは龍田だけ。それだけだ。
---何も問題ない。これでいい。いい、筈。
仲間との2年間を失い裏切りと死と絶望を与える。
罪悪感も特にはない。しかし心が締め付けられる。
だからこそ、懺悔のようなことを吹雪にしてしまったのかもしれない。
そして、吹雪に1つの「答え」を与えられた瞬間、劇的な変化を彼女は遂げた。
「私がクロになってもあなたは殺さない・・・いえ、殺させないわ〜」
もしかしたらだ。これは演技もあるが---本心だったのかもしれない。
妹にどうすれば吹雪を外に出すのか聞くつもりもあった。
もっともその前にこのような事態になった訳だが。2年で芽生えた「妹以外の世界の興味」。
中でも吹雪は特別だ。孤立していた自分を皆と繋げてくれたのだから。
モノクマ「君はどこが竜なのさ。もはや蛇だね。伝説の傭兵じゃない方な。そんなら君はドラゴンズファンにでもなった方がいいって青葉サンは言うかもね」
天龍「・・・?」
モノクマ「B型ってのは嘘なの!適当に言っただけじゃーん!あんた馬鹿ァ!?」
天龍「マジかよ・・・」
モノクマ「普通なら疑うの!まさかこの状況で疑うなんて信じらんないよ!どこかのクリスさんが「失敗した失敗した失敗した」って書きなぐっちゃうレベルだよ!」
天龍「ま、まだいいだろ・・・。俺は龍田の味方だ。だから何でもするぜ」
モノクマ「・・・は?何言ってんの?馬鹿なの?死ぬの?死んじゃえー!」
モノクマは天龍に爪を立てて襲いかかった。
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