74: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/07/28(月) 21:32:57.71 ID:+4t1wRMgo
さて、どうやって殺すか?
向かってくる四人を迎え撃つ私に、露ほどの迷いもない。
別の私の話を聞いて、少し状況が飲み込めた。
世界が滅ぶと言うことなら、彼女たちにこそ理はある。
違う時間軸の彼女たちこそが、まどかを、まどかの意志を守ろうとしていると言うにふさわしい。
なるほど、多分そうなのだろう。
だけど、そんな躊躇いは、とっくの昔まどかを引きずり下ろし貶めたときに済ませた葛藤だ。
私はもう二度と、貴女にもう一度逢いたいというあの想いを裏切らない。
あなたが傍にいてくれさえすれば。
あとはたった一つの私が守りたいもの、欲さずにはいられないもの、それを最後まで守り通そうとするだけだ。
私は私なりに、まどかの幸せを望むと決めたのだから。
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