過去ログ - 僧侶「勇者様の素顔は謎に包まれている」
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24: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/24(木) 10:11:16.90 ID:V+95hIPX0
賢者(あの日――村人に化けていた獣人の手で、仲間達が殺された)

賢者(その裏では、国の騎士が獣人王と手を組み、我々の情報を流していたんだ――)

賢者「勇者…」
以下略



25: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/24(木) 10:13:08.79 ID:V+95hIPX0
>それから旅を続け、一行は遂に魔王城の場所を突き止めた。
>魔王城に乗り込んだのは、暗黒騎士と最後に会ってから1ヶ月ほど経ってからのこと――その間、魔王軍隊長との戦闘はあったものの、暗黒騎士と会うことはなかった。

僧侶「遂に来ましたね、最終ダンジョン」

以下略



26: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/24(木) 10:14:50.33 ID:V+95hIPX0
勇者「さて行ったな…。暗黒騎士、わかったぞお前の正体が」

暗黒騎士「…」

勇者「お前の姿は誰もが知っているもんな?そんな鎧を着ているってことは、少しは申し訳なく思っているわけか?」
以下略



27: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/24(木) 10:15:27.96 ID:V+95hIPX0
ゴオオォォッカキィン

>勇者はギリギリで暗黒騎士の攻撃をかわし、後ろに回る――が、その剣は剣により防がれた。

勇者「流石だね…!」
以下略



28: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/24(木) 10:16:21.68 ID:V+95hIPX0
勇者(どんな時だって諦めるもんか!)

カキンカキィン

勇者(魔王を倒して、皆と一緒に平和な世界で暮らすんだ…!!)
以下略



29: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/24(木) 10:17:24.07 ID:V+95hIPX0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
居候「あ…あ…」

勇者「大丈夫…か?ゴホッ」

以下略



30: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/24(木) 10:17:56.27 ID:V+95hIPX0
>勇者は、暗黒騎士の素顔を見て泣きそうになっていた。その正体がわかっていたにしても、久しぶりにその顔を見ると、やはり懐かしい。

勇者(僧侶も狩人も、こいつの正体が獣人王と組んでいた騎士だと予想していたけど…その騎士は俺と賢者の2人旅の時に、もう倒していたしね)

暗黒騎士「兜で顔を隠し、俺の振りをしていたとはな…。どうしてそんな面倒臭いことをしていた?」
以下略



31: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/24(木) 10:18:34.95 ID:V+95hIPX0
カンカンカァン

勇者(この馬鹿野郎が…)

>勇者は暗黒騎士――かつての勇者と剣を合わせながら思いを巡らせていた。
以下略



32: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/24(木) 10:19:09.34 ID:V+95hIPX0
勇者(戦いは、心で負けた方が負け…)

勇者「君が全身の鎧で姿を隠していた理由が、世界への負い目だとしたら――」

勇者「君は既に、心で負けていたんじゃないか」
以下略



33: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/24(木) 10:19:52.47 ID:V+95hIPX0
暗黒騎士「俺は人間を裏切り、魔王に――」

勇者「じゃあ、何で俺を殺そうとしなかったの?」

暗黒騎士「は――?」
以下略



34: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/24(木) 10:20:20.80 ID:V+95hIPX0
賢者「本当にいいのか?」

>魔王を倒した帰路のこと。狩人と僧侶を先に行かせ、勇者と賢者は2人きりになっていた。

勇者「うん。褒美も賞賛も俺の手に余る。それに勇者が別人になって帰ってきたら、皆驚くだろ」
以下略



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