21:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします[saga]
2014/07/27(日) 21:20:03.45 ID:IIy9Ia5F0
私の体を寒気が走り抜けた。
―――ここは、さっきまで私がいた山じゃない。
別の、どこか。
22:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします[saga]
2014/07/27(日) 21:20:39.67 ID:IIy9Ia5F0
再び光が私を包んだ。
玄「ふぅ…」
私は無事に洞窟を脱出し、砂を払いながら立ち上がった。
23:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします[saga]
2014/07/27(日) 21:21:44.74 ID:IIy9Ia5F0
見間違いだ、幻覚だ、どこかで道を間違えたんだ。只々自分に言い聞かせる。
私はUターンして、洞窟に再び潜り込む。
意識をしっかり保ち、這い進む。
24:訂正>>23[saga]
2014/07/27(日) 21:23:26.04 ID:IIy9Ia5F0
見間違いだ、幻覚だ、どこかで道を間違えたんだ。只々自分に言い聞かせる。
私はUターンして、洞窟に再び潜り込む。
意識をしっかり保ち、這い進む。
25:訂正>>23[saga]
2014/07/27(日) 21:27:42.48 ID:IIy9Ia5F0
玄「……どういうことなの…」
私の脳内を刹那混沌が支配する。
自然、私の右足が前に出る。
26:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [sage]
2014/07/27(日) 21:28:31.16 ID:IIy9Ia5F0
名前欄ンゴ
27:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 21:29:20.71 ID:IIy9Ia5F0
玄「……どういうことなの…」
私の脳内を刹那混沌が支配する。
自然、私の右足が前に出る。
28:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 21:29:50.65 ID:IIy9Ia5F0
林の中を、木漏れ日を受けながら歩く。
玄(なんだか、気持ちよくって今の状況を忘れちゃいそう…)
柔らかな陽光に包まれ、意識もふわふわと浮遊を始めた頃。
29:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 21:30:59.66 ID:IIy9Ia5F0
玄(テントがあるってことはちゃんと人はいるみたい)
少し安心感を持った私は、テントの中にいるであろう人に声をかけた。
玄「もしもし、すみませーん!迷ってしまったのですが…」
30:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 21:33:21.29 ID:IIy9Ia5F0
ジジジ、という特有の音とともに、ゆっくりと中が見えてくる
まだ湯気を湛えたカップラーメン、この横の箸。皺の付いたまま、畳まれずに放置されている青い寝袋。
まるで『つい数分前まで誰かが居た』ような生活感。しかし、そこには人影一つ無かった。
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