過去ログ - 玄「ちょっぴり不思議な夏休み」
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61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/27(日) 23:54:41.35 ID:IIy9Ia5F0

玄「……すごい熱」

額は火のように熱くなり、火照った息を漏らす。私は腰に手を回し、

以下略



62:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 23:55:40.91 ID:IIy9Ia5F0
玄「よっと」

私は華のように細く綺麗な体をソファーに寝かせ、自分もソファーを背もたれにして床に座り込んだ。

玄「ふぅ……」
以下略



63:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 23:56:35.25 ID:IIy9Ia5F0
□■◇◆□■◇◆□■◇◆□■◇◆□■◇◆□■◇◆□■◇◆

玄「んっ……」

心地よい油の音と、何かの焼ける匂いで眼を覚ます。
以下略



64:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 23:57:08.51 ID:IIy9Ia5F0
灼「ほら玄、疲れてるんだから寝てなきゃ…夕飯できたら起こすから、ね」

玄「うん…ごめ…ん……」

旅館の娘なんだからしっかりしなきゃ、という感情も、ふわり、眠気と混ざって消えた。
以下略



65:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/27(日) 23:59:35.05 ID:IIy9Ia5F0
□■◇◆□■◇◆□■◇◆□■◇◆□■◇◆□■◇◆□■◇◆


灼「玄、玄」ユサユサ

以下略



66:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/28(月) 00:00:07.05 ID:IIy9Ia5F0
灼「いただきます」

玄「いただきます」

木の匙を手に取り、白いスープを一口、掬って飲む。
以下略



67:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/28(月) 00:01:05.15 ID:jelciFSj0
灼「……どういうこと」

玄「簡単に言うと、私はたぶん、別の世界から来たんだと思う」

灼ちゃんの顔に困惑の表情が浮かぶ。
以下略



68:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/28(月) 00:08:05.36 ID:jelciFSj0
灼「…『玄だけど玄じゃない』、か……」

玄「だから、多分灼ちゃんの知ってる松実玄じゃないと思う…ごめんね」

灼「……くよくよ言っても仕方な…。……いつまでかはわからないけど、一緒にくらそ?」
以下略



69:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/28(月) 00:08:54.92 ID:jelciFSj0
灼「『ここ』ではね、…私と玄は、……け、結婚してるの…」

玄「……そうみたいだね」

なんとなく予想はついていた。
以下略



70:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします [saga]
2014/07/28(月) 00:09:47.80 ID:jelciFSj0
灼「…ごちそうさま」ガタ

灼ちゃんは立ち上がり、食器を持って階下へ降りて行った。

無意味に広いに食堂に私は一人座り、スープの最後の一滴を一匙すくって口に注ぐ。
以下略



71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/28(月) 06:13:26.72 ID:26xLWgVyo
乙、続きが気になる話だ


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