過去ログ - 桃子「ステルスモモで本領発揮しすぎたっすwwwwww」
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2014/07/28(月) 23:57:39.18 ID:UqwBCxFR0
私の名前は東横桃子。年齢的に言うなら、今が華真っ盛りの女子高生っす!
外見もそんな悪いわけじゃなく、おもちの方も水準以上!
自分で言うのもあれっすけど、引く手あまたの人材だと思うっすよ!
特技は元・麻雀。県大会で大将に選ばれて、見事母校を全国へと導いた輝かしい経歴もあるっす!
自分は存在感が昔から希薄な方で、目立たない方だったっす。
その特性を活かした私は、卓に入ってから、暫くすると「消える」ことが出来るっす。
消えさえすれば、特定の相手や条件以外からは私の捨て牌を感知することができないっす!
考えようによっては最強の能力っすよね!上がり放題っす!
え?そんな最強の能力を持ってるのに、何故特技が元なのかって?
だって、仕方ないじゃないっすか。
私の姿を視認出来る人物は、この世界にたった3人しかいなくなったのだから。
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2014/07/28(月) 23:59:52.64 ID:UqwBCxFR0
「えええええええええええ!私が大将っすか!」
高校2年生の夏、今年もインターハイ予選の季節がやってきた。
当時私が通っていた高校、鶴賀学園も当然参加する方針だった。
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2014/07/29(火) 00:01:40.82 ID:qDAi1Y6F0
そりゃ、むっちゃん部長とかおりん先輩が決勝卓に入りたがらないのも分かっていた。
相手は咲、華菜先輩、衣ちゃん先輩。
咲はその前の年に、団体では史上最強のインハイ決勝大将戦と謳われた戦いで見事優勝。
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2014/07/29(火) 00:03:35.14 ID:qDAi1Y6F0
「うむ。モモの怒り顔、ゲット」
「なーにがゲットっすか!」
「いやなに、最近は私もモモをなかなか見つけられなくなってきているからな。貴重な一枚だ」
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2014/07/29(火) 00:05:47.20 ID:qDAi1Y6F0
無事に予選を通過することに成功した私たち鶴賀学園は、決勝へと駒を進める。
わざわざ試験前だというのに、加治木先輩と蒲原元部長は応援に来てくれた。ありがたい。
加治木先輩が見てくれている!当時の私はこれだけで頑張れる気になっていた。
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2014/07/29(火) 00:08:30.60 ID:qDAi1Y6F0
そんなわけで、当然私としてもこの二人に対する対策を練り直さなければならなかった。
妥当化物へのヒントを得たのは、その前の年のインハイ準決勝からだった。
北大阪、千里山女子の先鋒、園城寺怜さん。対戦相手は照姉。
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2014/07/29(火) 00:12:03.85 ID:qDAi1Y6F0
元からある存在感の希薄さを更に高める…。ステルスモモLv2の完成にこうして私は至った。
このステルスモモLv2。使用してみると、従来からあったステルスモモに比べてより早くステルス状態になれる。これは間違いない。
しかしながら、どうも使用していく毎に自分の存在感の薄さが更に高まっているような気がした。
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2014/07/29(火) 00:15:19.63 ID:qDAi1Y6F0
あの時、私は確かに鶴賀学園の麻雀部員だった。
たまたま入ったネト麻の同卓者であるかじゅ、加治木先輩に誘われて。
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2014/07/29(火) 00:17:44.04 ID:qDAi1Y6F0
順位は以下のようにして、私はバトンをむっちゃん部長から受け取った。微差ではあるがラス目だ。
1位:清澄 2位:龍門渕 3位:風越 4位:鶴賀
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2014/07/29(火) 00:19:46.91 ID:qDAi1Y6F0
ステルスモモLv2の独壇場っすよ!
と言いたいところだが、実際はそんな甘くはなかった。
南2・3・4局で連続上がりを決め、見事トップに躍り出た私であったが、後半戦になると化物たちが本領発揮し始める。
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2014/07/29(火) 00:23:18.15 ID:qDAi1Y6F0
自分の存在感を極めて希薄に。…否、皆無に。
南場だけで良い。彼女らからの支配も、何もかも影響を受けない皆無の存在。
咲の槓材、衣ちゃん先輩の海底への嗅覚すらやり過ごす。
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2014/07/29(火) 00:25:32.45 ID:qDAi1Y6F0
「や…やったっす…!優勝したっすよ!!」
「おめでとう、桃子ちゃん」
「うむ。最後に天和とは、見事であった!」
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2014/07/29(火) 00:28:56.27 ID:qDAi1Y6F0
「…いくらなんでも酷いですよ、カツ丼さん!」
咲が藤田プロへと食って掛かる。
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2014/07/29(火) 00:31:37.69 ID:qDAi1Y6F0
「ば…バカバカしいです!私は詳しくないですけど、合成か何かでしょ!?」
「あのなぁ…何でそんなめんどくさいことをしなきゃならんのだ…」
「だが!確かにここに東横桃子はいるぞ!」
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2014/07/29(火) 00:33:43.61 ID:qDAi1Y6F0
「モモいたのか!」「いたっす!」
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2014/07/29(火) 00:36:20.28 ID:qDAi1Y6F0
絶叫と共に、私は走り出した。3人が何か言っていたが、私は足を止めなかった。
向かった先は当然鶴賀の控え室。私と関わりのある人ならば、きっと、きっと私に気付いてくれるはず!
生涯で一番凄まじい音を立てて、私は鶴賀の控え室へ入室した。鶴賀のレギュラー5人がこれで揃ったことになる。
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2014/07/29(火) 00:38:52.81 ID:qDAi1Y6F0
「…どうして…どうしてっすか…!」
鶴賀控え室の入口前で、私は膝を抱えて座り込んだ。
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2014/07/29(火) 00:41:02.72 ID:wY3ubGFJo
このスレタイでシリアスかよw
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2014/07/29(火) 00:41:57.09 ID:qDAi1Y6F0
立ち上がれない。立ち上がれるわけがない。それでも、立ち上がるしかない。
意を決し、私は、立ち上がってその声のする方に走り出した。
加治木先輩!私っす!東横桃子っすよ!!
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2014/07/29(火) 00:43:01.55 ID:9XPj6u0IO
なかなか面白い
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2014/07/29(火) 00:45:56.02 ID:qDAi1Y6F0
「…桃子ちゃん」
「…東横桃子」
「…東横」
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