318: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 20:52:29.46 ID:rWHPqgck0
凛ちゃんが花陽ちゃんの部屋に置いているというゲームはそこそこ昔のものだった。穂乃果ちゃんも持っていたこともあって、私も経験があった。勿論当時から海未ちゃんには負けたことはないんだけど。
穂乃果ちゃんと海未ちゃん以外とはやったことがなくて、自分の強さとかはわからないけどもしかしたら結構私強いのかも?
319: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 20:57:03.29 ID:rWHPqgck0
立ち上がって、カバンを持った時。
花陽「――ま、待って!」
320: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 20:59:33.93 ID:rWHPqgck0
花陽「……ごめんね。私のことだから」
ことり「……」
321: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:03:12.32 ID:rWHPqgck0
不意に温もりを感じた。視界に映っていた花陽ちゃんの不安そうな横顔が消えて、今ではその向こうの扉を捉えている。でも視界半分くらいは、花陽ちゃんの頭が映って、肩に回された腕は想像以上に強く先ほどまで弱々しかった花陽ちゃんとはまるで別人のようだ。しかしそれとは対照的に肩は震えていた。
何故私は抱きしめられているんだろう。花陽ちゃんの荒い吐息が首筋にかかってむずむずする。
322: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:06:39.67 ID:rWHPqgck0
◇◇
希「んーん、もう少しかな」
323: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:07:48.00 ID:rWHPqgck0
◇◇
ことり「ふっ……んぁ……んちゅ……ちゅ」
324: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:12:05.94 ID:rWHPqgck0
私は花陽ちゃんの疑問に、すぐに否定した。
でもそれは全然否定になんかなっていなくて、挙句の果てには穂乃果ちゃんとの思い出とかそんなことをベラベラと話してしまって、花陽ちゃんの真っ直ぐな視線にそれ以上誤魔化すことは出来なかった。
素直に穂乃果ちゃんが好きだと言うこと、花陽ちゃんが私のことを恋愛的な意味で好きだと言うこと、お互いの意思の疎通を図ったけれど多分それは全くと言っていいほど効果は無かった。私の思うことを伝えられたとは思えないし、その結果、今こうなっているのだから。
325: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:17:41.33 ID:rWHPqgck0
花陽『……私は、今から酷いことをする。嫌なら、嫌なら突き飛ばして?』
――触れた瞬間崩れそうな弱い声音、その言葉と共に私は初めてのキスをした。
326: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:20:44.37 ID:rWHPqgck0
花陽「……ごめんね」
ことり「うん」
327: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:22:52.04 ID:rWHPqgck0
――少しくらい、少しくらい花陽ちゃんに甘えてもいいよね? 今日だけ、今日だけだから。
328: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:24:53.55 ID:rWHPqgck0
気がついたら花陽ちゃんの手が私の膨らみに触れていた。優しく、優しく……ふわふわとなぞるように胸のラインを触って、その都度私の首筋にキスを降らせる。ただ胸を触られただけ、脂肪の塊を撫でられただけだと言うのに自分でも驚くほど甘い声が出て、羞恥でおかしくなりそうだ。
花陽ちゃんも私と同じく余裕は無いようで、顔に笑みは無い。はっはっという荒い呼吸がそれを表していた。
花陽ちゃんの手が私の胸目掛けて動く。谷間に親指を入れられて、そのまま残り四本の指で私の胸に沈めていく。それと同じ要領でもう一つの手も使って、完全に私の胸は花陽ちゃんの手の中に収められてしまった。
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