20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/03(日) 22:37:03.05 ID:0Xe9k2eb0
クラース「我々は4大精霊のシルフ、イフリート、ウンディーネ、ノームと契約を結んだ。
そして明日から…ここ、ヴェネツィアから船でアルヴァニスタへ向かう。」
クレス「二日間程船の旅、ということになりますね」
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2014/08/03(日) 22:38:03.07 ID:0Xe9k2eb0
ほむら「この左手に埋め込められているのが私のソウルジェムよ」
クラース「魂の宝石、か…」
ほむら「ええ、…魔力の消費や負の感情によってソウルジェムに穢れが溜まる」
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2014/08/03(日) 22:39:03.16 ID:0Xe9k2eb0
そんなやり取りをしていると注文した料理が運ばれてきた。
こちらの世界はどんな食事なんだろうか、と少し不安があったほむらだったが
幸いにも自分の世界でも食べたことがある料理少なからず存在しているようで
ホッとしていた。
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2014/08/03(日) 22:40:10.81 ID:0Xe9k2eb0
宿屋
―――眠れない。
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2014/08/03(日) 22:41:35.17 ID:0Xe9k2eb0
クラース「目の前の道が正しいとは限らないぞ?」
ほむら「そうね。でも…どんなに険しくても、正しい道かわからなくても私は進むわ」
クラース「もしその道が正しくなかったら?」
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2014/08/03(日) 22:42:43.10 ID:0Xe9k2eb0
クラース(こう見るとただの少女にしか見えないんだがな…)
一口、また一口とちびちびホットミルクを飲んでいるほむらを見てクラースはそんな印象を受けた。
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2014/08/03(日) 22:43:56.98 ID:0Xe9k2eb0
客室
ほむらは部屋に戻り、音を立てないようにベッドに近づいた。
ミントは静かに眠っている。
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2014/08/03(日) 22:45:12.49 ID:0Xe9k2eb0
ほむら「ちょっ…!きゃっ!」
アーチェ「待っていたわ…この時を――!」
ほむら「あなた起きて…っ!?」
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2014/08/03(日) 22:46:02.29 ID:0Xe9k2eb0
翌朝
最初に目を覚ましたミントは隣にほむらがいないことに気が付いた。
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2014/08/03(日) 22:48:17.81 ID:0Xe9k2eb0
ヴェネツィア―アルヴァニスタ海上
船の甲板で全身に風を感じるほむらの姿があった。
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2014/08/03(日) 22:49:18.01 ID:0Xe9k2eb0
ほむら「あなたも、友達を助けるために旅をしているのよね」
クレス「そう、だね。君と一緒さ」
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