過去ログ - 昼下がりの女子中学生 百合ver
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/07(木) 21:54:21.17 ID:IhTiIHDn0
腰をかがめてシャーペンを掴む。
にょきっと伸びる伊藤さんの白い素足が視界に過る。

「……」

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/07(木) 22:46:44.58 ID:IhTiIHDn0
取り掛かり始めて、20分程。
問題はいっこうに進んだ気がしない。

「あー、もう無理! 飽きた! 限界!」

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/07(木) 22:56:23.54 ID:ND6TrGh60
支援


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/07(木) 23:07:09.94 ID:IhTiIHDn0
静かになった部屋で、きいきいと椅子が鳴る。
椅子ごとくるくると回って、家の玄関が開いて閉じる音に耳を傾ける。

「……」

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/07(木) 23:20:19.00 ID:IhTiIHDn0
携帯を取り出して、暇そうな友人を適当に選ぶ。

「あ、もしもし?」

『なに?』
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/07(木) 23:35:38.87 ID:IhTiIHDn0
暑苦しい太陽を浴びて、外をうろつくよりはカフェでのんびりする方がいい。
大通りに出て、私はタクシーを呼び止めた。
乗り込むと、運転手はフロントミラーでじろじろとこちらを見ていた。

「どちらまで?」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/07(木) 23:53:21.14 ID:IhTiIHDn0
「学校はいっとけよ」

余計なお世話。他人は本当に余計なことが大好きだ。
誰も頼んではいないのに、自分のことくらい自分の好きなようにさせて欲しい。
何もする気がないのに、知りたがる。知って、どうするんだろう。
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 00:01:47.05 ID:hxj0TQd00
「おじさんの娘、可愛いから一発で分かると思うんだが」

「おえ」

「申し訳ないけど、お嬢ちゃんも可愛いけど、お嬢ちゃんよりも可愛いんだ」
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 00:15:06.55 ID:hxj0TQd00
タクシーの中は意外にも涼しかったらしく、熱気から逃げるように私はカフェの扉を開けた。
カランカランとベルが来店を知らせる。

昼間なのに、薄暗い。カーテンから差し込む光で、辛うじて一角だけ明るいけれど。

以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 00:27:57.28 ID:hxj0TQd00
「店長、お湯沸かすよー」

「あー、ちさとさん。かまわんかまわん」

店長はやや慌てて出てきて、カウンターの上の伝票に目を通した。
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 00:39:29.71 ID:hxj0TQd00
「そんなくそ甘いもの食べてると、糖尿になるよ」

「夜散歩しとるから大丈夫」

そんなので消費できるのか疑問だ。店長は作り置いていた粗挽きの豆をペーパーフィルターをセットしたドリッパーにぱらぱらと入れていく。
以下略



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