過去ログ - 希「えりちがウチのことを好き?」
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72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/19(火) 20:23:14.10 ID:rJWUtqUZ0
『希。悪いけど、先に練習行っててくれる?』

あれからも一年生の女の子は決してあそこを去ろうとはせず、
生徒会長である絢瀬絵里と堂々と渡り合っていた。

以下略



73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/19(火) 20:40:41.20 ID:rJWUtqUZ0

結局その日は、えりちもμ'sの練習には参加しなかったらしい。
あの後練習へと戻ったにこっちが、帰ってきてからウチに電話してきてくれたのだ。
ウチはテーブルにタロットカードを広げたまま、そんな話をぼんやりと聞いていた。

以下略



74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/19(火) 20:50:15.24 ID:EiVO+6JUO
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
にこまき厨マジ末期(のつまらなさ)
2014/08/19(火) 08:42:23.87 ID:s17X08P4o


以下略



75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/19(火) 21:05:05.91 ID:rJWUtqUZ0


翌朝、ウチはあえてとても遅い時間にひとりきりの家を出た。
この時間であればえりちに途中でばったり会うということもないから。

以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/08/19(火) 21:31:45.73 ID:oup4f0ix0
ほのえりは糞


77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/19(火) 22:22:04.77 ID:rJWUtqUZ0
にこ「もどかしいのよ、あんたたち」

そんな日が数日続いたあとだった。
昼休みに、廊下の端っこ、唐突ににこっちに呼び出された。

以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/19(火) 22:29:46.87 ID:rJWUtqUZ0


無言のままえりちに連れられてきたのは、生徒会室だった。
昼休み、扉の向こうから聞こえる喧騒もどこか遠く。

以下略



79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/19(火) 22:31:37.86 ID:rJWUtqUZ0
絵里「……どうして?」

ウチの手を握るえりちの手の力が、こころなしか強くなった気がした。
ウチは、無言のまま少し背の高いえりちを見上げた。
えりちはまっすぐとウチを見ていた。
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/19(火) 22:32:46.20 ID:rJWUtqUZ0
絵里「そんなはずないじゃないっ!」

びっくりするくらい、大きな声だった。
昼休みの喧騒なんかかき消すんじゃないかと思うほどの。

以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/19(火) 22:33:51.46 ID:rJWUtqUZ0
ウチはえりちが好き。
初めて出来た友達だった。初めて出来た親友だった。
それはこれから先絶対に変わらないと、はっきり言える。神様にだって誓える。

そして、ウチはえりちが好き。
以下略



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