過去ログ - イメージプレイ 百合ver
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/24(日) 07:45:09.72 ID:iK6l9jlVO
不快な表現があるかもしれません


私は電話線をハサミでちょん切った。案外と簡単に切断できるのだと知った。
なぜそんなことをしたのかと言うと、これ以上電話をするのはまずいと思ったからだ。

家の電話だった。
母の顔面が歪む。

「何をしてたの?」

私は聞いた。

「あ・・」

彼女は目を見開きつつ、受話器を床に落とした。




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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/24(日) 13:52:04.06 ID:CviPojEVO
またお前か期待


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/24(日) 14:17:06.99 ID:AE6aQWdWo
期待してる


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/08/24(日) 15:59:16.18 ID:rHJBWdtU0
不快な表現って何
男?


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/24(日) 17:50:33.90 ID:iK6l9jlVO
1です。
男とくっつくとか襲われるとかはないです


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/24(日) 21:29:38.19 ID:DcHK50jSo
さっさとかけよ


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/24(日) 21:47:54.75 ID:OyvnbqGQO
>>5
その言葉だけで安心して読める
だからはよ


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/25(月) 01:00:21.94 ID:5PUjtbXDo
どうせ書く気ないんだろくそが


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/25(月) 22:58:15.64 ID:a0vD3TbJ0
受話器が跳ねて、私の足元へ転がって止まる。

「どこに電話していたの?」

「……あ」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/25(月) 23:09:03.89 ID:a0vD3TbJ0
「夕飯できてるから、一緒に食べよう」

手を差し伸べて、母を起こす。
今年で50に差し掛かる彼女の腕の弾力はなく、ローストチキンの足のようだった。

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/25(月) 23:23:09.99 ID:a0vD3TbJ0
私は母を食卓へと向かわせて、以前作ったてるてる坊主を母の元へ持って行った。

「実はね、もう作ってあるんだ」

「あら、素敵」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/25(月) 23:34:26.79 ID:a0vD3TbJ0
「もう食べてても良かったのに」

「いいのよ、あら、卓郎さんがいないわね」

「お父さんは、もうすぐ帰るって」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/25(月) 23:35:05.23 ID:a0vD3TbJ0
きょうはここまで


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/26(火) 00:28:09.00 ID:MNV7hfsFo
また初っ端かなハードな…


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/27(水) 21:57:42.86 ID:q0cIlhBN0
父は帰って来ない。先月、大腸ガンで亡くなった。詳しいことは分からないが、気が付いた時には転移が進んでいたのだ。
見つかったその日に、すぐ山3つ越えた隣の市にあるガンセンターへ入院して、そのままこの街へ戻っては来なかった。

「みどりちゃん、学校は最近どう?」

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/27(水) 22:06:09.51 ID:q0cIlhBN0
母の楽しみは、私の話を聞くこと。
ショッピングへ行くこと。
ご近所さんと井戸端会議をすること。
夜に、父の帰りを待つこと。

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/27(水) 22:16:46.68 ID:q0cIlhBN0
不思議なことに、母は朝になると記憶が戻る。
二人分の朝食を作り、仏壇の湯のみに入れる緑茶を何よりも先に淹れるのだ。
叔母や叔父も最初、母を入院させた方が良いと言っていたのだが、
母の異常な言動は夕方から夜にかけてだけだったので、様子見ということになった。

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/27(水) 22:31:47.28 ID:q0cIlhBN0

朝、私はいつもより早めに家を出た。
昨日の夜よりも多少気落ちしている母に見送られて、私は高校へと向かう前に、人気の少ない朝の公園へと向かう。
スカートのポケットには一枚の手紙。送り主は一つ下の1年生だ。

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/27(水) 22:37:46.17 ID:q0cIlhBN0
『こうですか』

「ええ、そうです。もっと揉みしだいて」

『はッ……い』
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/27(水) 22:44:21.04 ID:q0cIlhBN0
「もう、十分濡れましたね。入れて欲しいですか?」

『はい、はい、はいッ……いれて下さい』

「素直な子は好きです。では、5本の指全て突っ込みなさい」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/27(水) 22:55:22.03 ID:q0cIlhBN0
と、ドンドン! と音がした。

『いつまで、トイレ使ってるんだ! 早く、出てくれ!』

『んあッ?!』
以下略



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