25:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/08/25(月) 23:25:22.37 ID:HDd5UF4lO
数十分後、依頼人の家が見え始めた時、ナルトが駆け出した。
サクラやサスケもあとを追いかける。
仕方なく俺もついていった。
「おいオッサン……オッサン!」
泣きそうな声で、ナルトは扉を叩いていた。
一体何があったのか分からないが、ただ事ではないらしい。
わけを話させようとするより早く、ナルトはどこかへ駆け出した。
「俺が探す!
サクラちゃんとサスケは、カカシ先生と一緒にいてくれ!」
「アンタだけじゃ無理よ!」
そう言い返しサクラも走り出す。
サスケもあとを追った。
「先生は動かないで下さい!すぐに戻ってきますから!」
サクラの声を最後に、三人の姿は畑の方へ消えた。
俺は仲間と別れる嫌な感覚をもて余した。
どうしても、オビトの後ろ姿を見送った時を思い出してしまう。
「……口寄せの術」
どうせ後悔するなら、行動しておくべきだ。
忍犬達にナルト達のあとを追うように指示し、俺はキョガクを探しに行くことにした。
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