過去ログ - 雪歩・真「青いロケットを飛ばそう」
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15:1[saga]
2014/08/29(金) 22:25:25.87 ID:koomCluv0
真「確かめに……、行こうか」
雪歩「え!?」
16:1[saga]
2014/08/29(金) 22:26:11.22 ID:koomCluv0
真「…………今、考えたんだ」
雪歩「え……?」
17:1[saga]
2014/08/29(金) 22:26:56.70 ID:koomCluv0
・ ・ ・ ・ ・
秋が過ぎて、
18:1[saga]
2014/08/29(金) 22:27:55.78 ID:koomCluv0
そして、
また秋が過ぎて、
19:1[saga]
2014/08/29(金) 22:29:03.68 ID:koomCluv0
そして、初めて真ちゃんと出会った日と同じくらい、暑い真夏日。
20:1[saga]
2014/08/29(金) 22:30:38.23 ID:koomCluv0
真夏の太陽にも負けないような、輝いた笑顔で真ちゃんはそう言った。
喜びが伝播し、私の顔にも笑みが浮かぶ。
雪歩「ほ、本当に!?」
21:1[saga]
2014/08/29(金) 22:31:59.71 ID:koomCluv0
私は、真ちゃんの次の言葉を待った。
心臓が早鐘のように脈打つ。 緊張じゃない、期待だ。
真「君に、青い地球を見せるよ」
22:1[saga]
2014/08/29(金) 22:34:13.34 ID:koomCluv0
偏見か、知識不足か。 ロケットというものは基本長い間宇宙に滞在するイメージがある。
それとは全く逆のパターンも存在するという事を今知る。
真「うん、だから地球を見るのも少しの間。 情緒を感じる時間も無いかもしれない。
23:1[saga]
2014/08/29(金) 22:34:59.25 ID:koomCluv0
突然森の方から聞こえてくる男性の声。
雑草が体に引っかかる音の大きさを聞くに、一人では無さそうだ。
雪歩「え……、何!?」
24:1[saga]
2014/08/29(金) 22:37:34.10 ID:koomCluv0
雪歩「つ、捕まっちゃうの!? 宇宙船って作るだけで逮捕されちゃうの!?」
真「いや、それだけじゃ逮捕されないよ、その後がいけないんだ」
25:1[saga]
2014/08/29(金) 22:40:02.47 ID:koomCluv0
滑走路、離陸するだけの距離。 心当たりがある。
真「ごめん、雪歩。 このままじゃ飛ぶことは愚か、発進さえ……」
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