過去ログ - 北条加蓮「嫌いだった言葉」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/05(金) 22:54:34.98 ID:oVE2GZJBo
 「こんにちは。よく来てくれたね」と、Pが言いました。

加蓮は会釈をすると、周りのものをきょろきょろと見ました。

Pはその様子を見ながら微笑んでいます。

「今日は見学ということだったから、館内をぐるっと回ってみようと思っているんだ。準備ができたら教えてね」と、Pは言いました。

加蓮が緊張気味に返事をすると、ゆっくりと歩き始めました。

「ねぇ」

「ん? どうかした?」

「もし、アタシがやるって決めたら、あなたがアイドルにしてくれるの?」

「その時はそうなると思うよ」

「ふーん」

Pは、いろいろな部屋を案内しました。

実は、普段はほとんど使わない部屋まで回りました。

それは、Pが加蓮の歩くスピードや体力を何となくでも掴んでおきたかったからです。


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