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2014/09/07(日) 00:29:22.64 ID:2zcbU8jkO
キツネはこちらに向けた視線をまたパンジーに戻すと、小さく笑い出した。
キツネ「キミはいつでも櫻子を探しているんだね」
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2014/09/07(日) 00:31:06.09 ID:2zcbU8jkO
キツネ「あ、そういえばまだキミの名前を聴いてなかったんだった」
向日葵「えっ?」
キツネ「私はキツネと名乗った。でもキミは、まだ私に名前を教えてない」
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2014/09/07(日) 00:32:29.26 ID:2zcbU8jkO
キツネ「いや、それは私の想像だけどさ。……じゃあ、そろそろいくね」
向日葵「えっ、あ、ありがとうございました……!///」
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2014/09/07(日) 00:33:53.03 ID:2zcbU8jkO
向日葵「あ、あれっ!?」キョロキョロ
見回してみても、誰もいない。
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2014/09/07(日) 00:35:30.69 ID:2zcbU8jkO
櫻子「あー! もしかしてこの前の幽霊のこと考えてて聴いてなかったんじゃないのぉ?」くすくす
向日葵「ええっ!?///」
櫻子「図星の顔してる! やっぱりか!」
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2014/09/07(日) 00:36:52.78 ID:2zcbU8jkO
〜
向日葵「えーと、レシピレシピ……」
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2014/09/07(日) 00:38:22.09 ID:2zcbU8jkO
キツネ「…………」
向日葵「…………」じーっ
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2014/09/07(日) 00:39:25.72 ID:2zcbU8jkO
キツネ「どこ行ったのかな、櫻子は」
向日葵「今日はお友達と買い物だそうで。すぐに帰ってしまいました」
キツネ「友達……向日葵は行かないの?」
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2014/09/07(日) 00:41:02.26 ID:2zcbU8jkO
向日葵「……はあ、あなたといると何故か、櫻子のことを何でも相談してしまいそうで自分が怖いですわ」
キツネ「!」
キツネ「いいよ、なんでも言ってよ。私は誰にも言わないから」
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2014/09/07(日) 00:42:39.95 ID:2zcbU8jkO
向日葵「私は確かに、櫻子のことが気になって仕方ないんです。いつも無意識に櫻子のことを考えてしまっている……」
向日葵「今だって、レシピの本を読みながらあの子の好きそうなものを自然と追ってしまっているし、私が少し落ち着きがないのは、櫻子が私以外の友達と遊んでいるから……」
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2014/09/07(日) 00:44:24.08 ID:2zcbU8jkO
キツネ「向日葵がこれだけ櫻子のことを考えてるんだもの。櫻子だってきっと、向日葵のことを考えてくれてると思うな」
向日葵「そ、そうでしょうか……///」
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