32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 00:55:04.14 ID:2zcbU8jkO
〜
それから幾度か、キツネと話す日々は続いた。
私が一人のときにどこからともなく現れて、少しだけお話をすると、風とともにいなくなる。
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 00:56:30.04 ID:2zcbU8jkO
この不思議な時間はいつまで続くのだろう。
そう思った矢先に、終わりの時間は来た。
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 00:57:56.95 ID:2zcbU8jkO
キツネ「でももう良いと思うんだ」
向日葵「?」
キツネ「向日葵は櫻子ととても上手くいってるみたいだし……もう私がいなくても、平気でしょ」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 00:59:14.10 ID:2zcbU8jkO
キツネ「今まで楽しかった。向日葵に会えて良かったと思ってる」
向日葵「…………」
キツネ「ひとつだけ、忘れないで欲しい。もう会うことがなくなっても……私はいつでも、向日葵を見守ってるよ」
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 01:00:19.66 ID:2zcbU8jkO
〜
向日葵「う、うぅん……」
「あ、気がついた!!」
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 01:01:39.73 ID:2zcbU8jkO
櫻子「何があったの?」なでなで
向日葵「え……///」
櫻子「大丈夫。今ここ誰もいないから」
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 01:04:12.89 ID:2zcbU8jkO
〜
櫻子「あ、またここにいた……!」
向日葵「櫻子……」
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 01:05:11.74 ID:2zcbU8jkO
櫻子「……あほらし」きっ
向日葵「えっ」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 01:05:55.64 ID:2zcbU8jkO
〜
向日葵(あほらしいなんて、そんなのわかってますわ)
向日葵(でも、これからのことを考えたら、今のままでは……)
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 01:07:14.48 ID:2zcbU8jkO
向日葵「……まあ、いいですわ」ちゃっ
キツネ「??」
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