145: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/12/09(火) 23:34:03.25 ID:aFG/7cVro
「ああ、いや、問題ない……少し気を抜いていただけだ」
「ホント？ それならいいですケド……」
146: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/12/09(火) 23:35:20.14 ID:aFG/7cVro
「部屋の中に居るのはわかってましたカラ」
「だけど全く動く反応がなかったので何かあったのカナ〜……と」
147: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/12/09(火) 23:37:18.19 ID:aFG/7cVro
にこにこと笑顔を見せる金剛から目を逸らし夢の内容を忘れようとする提督。
そのまま気を紛らわせようと、机を片付ける為に引き出しを開ける。
148: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/12/09(火) 23:38:05.45 ID:aFG/7cVro
「じゃあ、誰とですカ？」
膨れっ面からすぐさま表情が変わり、今度は真っ直ぐに提督を見つめる。
149: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/12/09(火) 23:39:33.85 ID:aFG/7cVro
「……………」
ぐちぐちと何やら口篭る提督。
150: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/12/09(火) 23:42:50.76 ID:aFG/7cVro
榛名は自室で動けずに呆然としていた。
姉からの挑戦状。挑発的な笑み。提督の笑顔。
いくつかの映像と音声が脳内で反復し、思考を掻き乱す。
151: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/12/09(火) 23:45:03.31 ID:aFG/7cVro
「…………………………」
執務室。
152: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/12/09(火) 23:46:35.93 ID:aFG/7cVro
『Ｗｏｗ、テートクのここ凄いＷｉｌｄデース！』
153: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/12/09(火) 23:49:48.03 ID:aFG/7cVro
「や、やめろっ」
「ノン、ノン！ やめませン！」
154: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/12/09(火) 23:50:46.53 ID:aFG/7cVro
「…………？ おね」
「……しーっ」
155: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/12/09(火) 23:51:41.91 ID:aFG/7cVro
「応えてくれないなら私のものにしちゃいマース！」
「よせっ！ それは榛名に渡すものだっ！！」
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