過去ログ - 提督「心から愛しい羽黒に捧ぐ。」
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2014/09/08(月) 21:30:23.59 ID:wQP1bC+Fo
  ――それからはあっという間だった。  
  
  怒鳴りすぎて声の出ない私は久しく与えられていない休暇を大本営から命じられ、同じく声の出ない第一艦隊の面々、および私の配下の艦娘達も長期の休暇となった。  
    
  大破した羽黒は入渠し、その傷と疲れを癒しているのだろう。  
    
  私は喉飴を乱暴に噛み潰しながら執務室でサイン済みの書類の整理を行っている。  
  
  大本営からの贈答品である山ほどの喉飴は有難いが、さすがにキログラム単位で送られてきては過剰だと言わざるを得ない。  
  
  どうせなら絶版のレコードの一枚でも送ってくれればいいのにと一人ごちる。 
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