過去ログ - 葛葉ライドウ対地獄少女
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22:山梨最高 ◆31XYrFalkuo5[sage]
2014/09/27(土) 23:14:23.09 ID:4btJ32Bz0
恩田「改めて自己紹介しようか。
恩田ヨネとは世を忍ぶ仮の姿、三藁が一人、骨女とは私のことさ」

名乗るや否や恩田、いや、骨女の体の一部分が白骨化する。
同時に着ていた洋服が和服へと変わった。

石元「俺も石元連ってのは仮の名前さ。
本当の名前は一目連。立派な妖怪だ」

こちらは姿が大きく変わらないものの、前頭部に大きな目玉が現れる。

ゴウト「……先日襲ってきた雑魚悪魔どもを覚えているかライドウ。
トゥルダク、ガシャドクロは骸骨の悪魔、イチモクレンは男の方と同じ名だ。
こやつらの眷属かもしれん。注意しておけ」

ゴウトの耳打ちに小さく頷くライドウ。

ゴウト「正々堂々と正体を現したことは評価しよう。
それで、用件をまだ聞いていなかったな」

石元改め一目連「先日、深川町でお嬢が仕事していた時、邪魔をしようとしていただろう?
言い逃れはできないぜ、俺たちもその場にいたんだ」

ゴウト「ほう、お嬢というのは地獄少女のことか。
とするとあの時地獄少女の周囲にいた三体のうちの二人が貴様らというわけだな」

恩田改め骨女「大正解。ちなみにもう一人は別な仕事の最中でここには来ていない」

一目連「とにかく、お嬢の邪魔をするのはやめてほしいのさ」

ゴウト「難しい相談だな。
それに最初に地獄通信の調査を依頼してきたのはそちらなのだがな」

骨女「私は調査を頼んだだけさ。
それがどうしてお嬢の邪魔することにつながるのさ。
とにかく邪魔はやめてもらおうか」

ゴウト「地獄少女がらみの仕事は他からも入ってきているのでな」

一目連「頼みってのはもう一つあってね。
お嬢の邪魔だけじゃなくて、俺たちの邪魔をするのもやめてほしいんだ」

ゴウト「……? 同じことだろう?
いずれにせよ邪魔をしないというわけにはいかんな」

骨女「仕方ないねぇ、あんたたちを信頼して調査を頼んだんだが、こうなっちまったか。
……交渉決裂ってわけかい」

ゴウト「こちらからも地獄少女に聞きたいことがあるのだが、面会を取り次いでもらえないか?」

一目連「交渉決裂した妖怪相手に頼みごとができると思ってるのかい?
君も悪魔召喚士なんだろう」

骨女「悪いけど、力づくでいうことを聞いてもらうよ!」


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