過去ログ - 【艦これ】「提督、榛名は……榛名は大丈夫ですよ」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/11/01(土) 16:39:54.47 ID:tJ4UBuT3O
「●■▲■▲ーー!」
人ならざる敵の絶叫。仲間をやられた事に対する憤怒か、それとも悲哀か。
どちらにせよ、榛名にとっては関係のない話である。
「足を潰してください」
敵は止まろうにも、走る勢いが強すぎたか、すぐには減速出来ない。一方、榛名は既に反転を済ませている。
瞬時の加速にて敵の背後に追い付くと、機銃の一斉掃射で重巡二隻の足を払う。
「●■●●▲ー!」
「これで、三隻目ーーいや」
先の砲撃で雷巡の二隻は仕留めている。次に転倒させた重巡に加速を止めて近づき、至近から副砲を放ち撃沈させる。
「ーー五隻目ですね」
転んでいるもう一体の重巡を無造作に蹴り飛ばす。
艦娘の軍艦としての力で蹴られた敵は水面を跳ねる様に吹き飛び、前を走る軽巡を巻き込む。そこに向けられる砲門。
「●■■▲!」
それを阻止せんと、反転を済ませた重巡の一隻が榛名に襲いかかる。
「遅いですよ」
榛名が使っている主砲は二つ。その内の一つが今しがた榛名に攻撃をしようとしていた重巡に向いていた。
「これで、半分ですね」
彼女らしくもない壮絶な笑み。同時に火を吹く砲門。戦艦の主砲の一撃は、正確に狙った敵を吹き飛ばした。
「■▲■●……」
明らかに練度が違う。それを敵も理解したのか。襲うのなら主砲の装填をしている今この時をおいてないのだが、榛名の雰囲気に呑まれ、敵は微塵も動けない。
「逃げるなら追いませんよ?」
火に包まれながら沈んでいく敵。その灯火は闇夜の中に居る榛名を照らし、敵に居場所を明確に知らせる。
先程とは違い、柔らかな笑みを浮かべつつ榛名は軽くステップを踏んで、そこから離れると、案の定、戻ってきた駆逐艦部隊から放たれた雷撃が、次々とその付近に大きな水柱を生んだ。
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