20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/04(土) 22:04:16.94 ID:qFG3aE+A0
咲「それは……」
それだけ言って口ごもる咲さん。
ああ、大した理由があったわけじゃないのだろう。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/04(土) 22:06:27.26 ID:qFG3aE+A0
和「それじゃ、咲さん……」
最後まで言いかける前に、自分の携帯がテーブルに置いたままなのに気づく。
手を伸ばそうとすれば、その前に咲さんがそれを手にした。
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/04(土) 22:08:14.17 ID:qFG3aE+A0
何を考えているのかと、通話を切った携帯をバッグに押し込みながら咲さんの方を見れば。
なぜか嬉しそうな顔をしていた。
和「―――家に帰れなくなったじゃないですか」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/04(土) 22:10:10.43 ID:qFG3aE+A0
和「布団、貸してください」
咲「一緒に寝ればいいじゃない」
何でもない風にサラッと言われたその言葉。
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/04(土) 22:12:06.11 ID:qFG3aE+A0
和「じゃあ、どうしてそんな酷いこと言うんですか?私の気持ちを知っておいて……」
和「好きな人のベッドで好きな人と一緒に寝るなんて、ただの拷問です!信じられない」
咲「なにが拷問なの?」
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/04(土) 22:15:07.85 ID:qFG3aE+A0
和「………え」
咲「片想いの相手と同じベッドはダメだけど、両想いならいいんでしょ?」
和「……何、言ってるんですか」
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/04(土) 22:19:36.04 ID:qFG3aE+A0
その顔にたまらなくなって、私は咲さんに顔を近づける。
咲さんはそっと目を閉じた。
ふにゅっと唇に触れる柔らかい感触。
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/04(土) 22:22:52.49 ID:qFG3aE+A0
和「いえ、今日はまったく眠れないかも知れませんね」
咲「え?それってどういう…」
和「想いが通じ合った恋人同士がすることと言ったら、一つしかありませんよね?」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/04(土) 22:25:08.17 ID:3UnsAqazo
クレイジーでサイコなピンクなんてどこにも居なかったんや!
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/04(土) 22:26:33.23 ID:5xFVS+NQO
アーイイヨイイヨ
乙!
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/04(土) 22:27:48.74 ID:2+VsjBJqo
京太郎まだ?
41Res/19.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。