31: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:04:25.30 ID:fJh3zaYgo
「ほらね」
お姉さんはそういって私に笑いかけてくれた。
32: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:05:19.26 ID:fJh3zaYgo
「調べてみよう。きっとなにか、水がせき止められている原因があるはずだ」
私と妖精さんは、お姉さんのそんな様子に思わずコクンとうなずいていた。
33: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:05:59.10 ID:fJh3zaYgo
「この縛り方は、農作物をまとめる藁敷を止めるためのもんだ」
お姉さんは言った。そう、そうだ。私、この縛り方を知ってる…私もできる。重みがかかればかかるほどきつく締まって行く縛り方だ。
34: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:11:55.60 ID:fJh3zaYgo
それから私は、お姉さんに連れられて洞穴に戻った。
しばらくメソメソ泣いてたけど、それも次第に収まって、
35: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:14:01.37 ID:fJh3zaYgo
たくさん泣いて、お姉さんと妖精さんに慰めてもらえたからか
私はなんだかすごく元気になって、
36: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:14:44.06 ID:fJh3zaYgo
「ここが泉のあった場所だ。で、そこから川は、こうカーブして流れてる。たぶん、泉の水が流れ出たときにこのカーブを曲がり切れなくて洪水になったんだと思う」
お姉さんが描いていたのはどうやら地図らしい。トロールさんがそれを見ているのを確認して、お姉さんは続けた。
37: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 20:15:52.04 ID:fJh3zaYgo
つづく。
並行作業は大変であるということが判明。
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/11(土) 21:05:48.10 ID:kntJbiR80
乙
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/13(月) 18:51:08.99 ID:GBtrIDzEo
乙
面白い
40: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/13(月) 22:17:59.61 ID:Q2+gdezMo
レスありがとうございます!
続きです!
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/13(月) 22:19:11.83 ID:7MMzdVe4O
待ってました。楽しみ!
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