過去ログ - 勇者「もう勇者なんてやめたい」
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12: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 10:03:28.69 ID:sthOuHbb0
暗黒騎士「お前は、どうしたい?」

勇者「…え?」

暗黒騎士「俺はお前をどうこうしようというわけじゃない。今ここで解放してやってもいいし、仲間の元へ帰してやってもいい。ただ――」
以下略



13: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 10:04:16.72 ID:sthOuHbb0
勇者「…嫌です」

私は差し出された剣を拒み、後ずさった。

勇者「勇者なんて嫌…もう解放されたい…」
以下略



14: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 10:05:01.53 ID:sthOuHbb0
暗黒騎士「それで勇者の紋章を隠しておけ」

勇者「え?」

彼が差し出したのは、ただの包帯だった。
以下略



15: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 10:10:27.88 ID:sthOuHbb0
続きは夜か明日以降。
話の展望はできているんですが、文章表現に苦悩しております。



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/09(木) 10:23:31.35 ID:X1mru5XOO
期待


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/09(木) 11:51:38.44 ID:x2+dgjgX0
期待してよさそうですね、つーか面白いです続き気になります。


18: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 20:17:16.94 ID:sthOuHbb0
その後着替えやらメイクやらのお世話になっている間、メイドは聞いてもいないのに次から次へと喋っていた。そしてメイドが言うには、自分は暗黒騎士に見初められて連れてこられた、ということになっているらしい。

勇者(つ、つまり、彼のお嫁さんに…)

メイド「はい鏡をご覧になって〜。見違えたでしょう」
以下略



19: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 20:18:14.08 ID:sthOuHbb0
>それからというものの…

呪術師「お?あんたがあの暗黒騎士が娶ったっていう」

勇者「ひ、ひいいぃ」ブルブル
以下略



20: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 20:18:57.65 ID:sthOuHbb0
妻同士の会話は、人間達の井戸端会議と内容はそう変わらない。自分も村娘だった頃は、同年代の少女たちと色んな話をしたものだ。
1番戻りたかったあの頃に戻れたようで、私もつい気を緩めてしまう。

奥様B「ねぇねぇ、暗黒騎士様のお顔ってどんな感じ?やっぱり噂通りの美男子なの?」

以下略



21: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 20:19:39.65 ID:sthOuHbb0
夜、1人になってから色んな想像が頭を過ぎった。

こうしている今でも、人間と魔王軍の戦いは進んでいる。
「勇者」に希望を抱いていた人達は今、きっと不安で一杯だろう。
仲間達は皆から責められているかもしれない。
以下略



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