82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/12(日) 22:26:50.42 ID:zRBhbC+CO
乙
面白いね。人間て良い時も悪い時も身勝手なんだねえ。
書き方だけど、完全に女勇者の一人称で話が進んでいるし、心理描写も状況描写もしっかりしてるから
無理にSSっぽくセリフの前にキャラ名出さなくても良いんじゃね?
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/10/12(日) 23:26:51.34 ID:9RPQlwFr0
乙
84: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/10/13(月) 07:27:39.56 ID:4lznASg/O
おはようござんす。コメントありがとうございます、朝から元気頂きましたヘ(゚∀゚ヘ)
今日は夕方か夜に更新予定であります・( ・ω・ ・)
>>81
暗黒騎士=元勇者も考えてたルートです( ´∀`)
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/13(月) 07:30:56.06 ID:rTg0Nc2HO
>>1の好きにしてええんやで
86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/13(月) 14:58:50.81 ID:wwCH+GvnO
ラノベとか好きだからこういう形の方が好きだわ。
最近のは変に文字でかくしたりがあるし俺は>>1の方が好きだぜ
87: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/13(月) 17:01:48.78 ID:kCIBrDNz0
魔王は特別驚く様子もなく「ほう」と呟く。
暗黒騎士「あの紋章が何かは、おわかりですね」
魔王「勿論だ。だが暗黒騎士よ――何故わざわざ見せに来た?勇者を亡骸にして我の前に連れてくるのがお前の役目だろう。それともまさか、お前は本気で勇者に惚れたとでも?」
88: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/13(月) 17:03:10.01 ID:kCIBrDNz0
魔王「お前の呪いの紋章は邪神に寵愛を受け、人間に絶望を与える存在となった証」
魔王「それに対し、その女のは勇者の紋章と呼ばれているだけだが、説明を加えると――お前の紋章とは正反対。人間達の神からの寵愛の証であり、人間達に希望を与える存在である証」
魔王の説明を私はただ聞いていたが、ふと気付いた。暗黒騎士様は腰の剣に手を寄せていた。何故か?
89: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/13(月) 17:03:41.99 ID:kCIBrDNz0
暗黒騎士の実力は魔王にも引けを取らない…そんな噂を以前聞いたが、まさか本当だったとは。
魔王が手加減しているのかはわからないが、見た所、戦いは拮抗している。
魔王は爪に黒いものを纏い、目にもとまらぬスピードで斬撃を繰り出す。あまりの素早さに、手が何十も増えたように見える程だ。
そんな魔王から繰り出される技全てを、暗黒騎士は剣一本で防いでいた。
90: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/13(月) 17:04:40.76 ID:kCIBrDNz0
魔王「人間達はお前にひどい言葉を浴びせ、中には肉体的に痛めつけてくる者もいたな?我が見つけた時のお前は、追い詰められ、死ぬ一歩手前のような姿をしていた」
私は魔王の言葉につい耳を傾ける。
魔王「紋章を授かる前のお前は、我らにとって恐ろしい敵…つまり人間達の希望と言ってもいいような存在だった。それを人間達は、紋章があるというだけの理由で迫害したのだ」
91: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/13(月) 17:07:03.76 ID:kCIBrDNz0
暗黒騎士「く…っ」
壁に叩きつけられた彼に、私はすぐ駆け寄った。魔王が狙ってなのかどうかはわからないが、彼は丁度私のすぐ近くに吹っ飛ばされていた。
鎧の隙間から血が溢れている。やはり今の一撃で相当なダメージを喰らったようだ。
だが、それでも魔王は容赦なく――
92: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/13(月) 17:07:37.55 ID:kCIBrDNz0
私はまた自分に都合のいい考えを導き出した。これはもう私の特技と言ってもいいかもしれない。
勇者の使命を放棄したのに、またこの紋章に頼るとは。何のことはない、紋章が選ぶ人間を間違えたのが悪いのだ。
だけど私に都合良く事が運ぶんだったら、とことん都合良く話が進んでくれればいい。
私は持っていた剣を握る。今でも振り方はよくわかっていない。
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