30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/10/14(火) 01:17:51.11 ID:Sc7juh7n0
もっと仲良くなれたらな。なんて思う。手を繋ぎたい、触れ合いたい。そう、思う。
キスをしたい、えっちなことをしてみたい。そう、思っているのだろうか。そんなことを考えると顔がみるみるうちに熱を帯びて、何も考えられなくなる。
だからずっと、わからなかった。私が歳納京子をどう思っているのか。歳納京子とどうなりたいのか。
「ねえ、やっとわかったわ、千歳」
けれど、皮肉なことに気付かされた。
「私、歳納京子のことが好きだったのね」
腕の中の千歳が、ビクリと震えたのがわかった。
「綾乃、ちゃん」
ややくぐもった声が聞こえる。また私を心配してくれているのだろう。本当にありがたい。
大好きな人が、手の届かないところに行って、ようやく私は気が付くことが出来た。
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