118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 20:38:19.95 ID:UgVGW/fno
でも、今回のそれは違う。
「逃げすぎ…だよね」
そう、あの決心を決めて手紙を出した日から、私は逃げ続けてる。
119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 20:49:04.85 ID:UgVGW/fno
今日、卒業式は終った。
今年度の仕事はすべてお終い。
つまり、もう仕事を建前に逃げることはできない。
120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 21:00:24.59 ID:UgVGW/fno
でも、
それでも、
私はーー…
121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 21:09:48.79 ID:UgVGW/fno
「まき…ちゃん…」
「どうしたの、穂乃果」
「…え?」
122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 21:11:15.88 ID:UgVGW/fno
「まき…ちゃん…」
「どうしたの、穂乃果」
「…え?」
123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/07(金) 21:12:16.53 ID:UgVGW/fno
何も見なかったことにしてくれ
124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 21:26:33.21 ID:UgVGW/fno
「無理しなくていいわよ、食欲ある?おかゆ貰ってるけど」
「うん……もらう」
頭がぼーっとして、真姫ちゃんが居るということに違和感を覚える余裕がない
125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 21:37:34.33 ID:UgVGW/fno
「はい、これでお終い」
「ごちそうさま…、ありがとね。真姫ちゃん」
食べ終わる頃には大分頭もはっきりしてきた。
126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 21:54:55.12 ID:UgVGW/fno
そんな私は、少し変な気分なのか妙なことを口走っていた。
「…穂乃果の寝顔に見入ってたとか?」
127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 22:02:23.91 ID:UgVGW/fno
「でもね、私そのお手紙に書いてあることちゃんとしなかったの」
「……」
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