1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/19(日) 13:46:35.49 ID:8LevsBJjo
初めて書くのでおかしなところなどが多々あると思いますが
そんなときは軽く指摘してくださるとありがたいです
また書き溜めもなく思いつきで書く数日をかけてのまったり更新になると思います
桜が少しづつ散っていき人々が新しい出会いに
凛とした背中に一抹の不安を宿しながら向かっている季節
自分も例外ではなくこれから新たな立場になり
待ち受けているであろう困難に不安を覚えながらも
自分を変えていかねばという志を身に宿してこれから世話になるであろう所へ向かっていく
上京してきたばかりで余り慣れない人が溢れんばかりの電車から降りたとき
前を通り過ぎた女性に目を奪われた
人で溢れたホームにはあまり似つかわしくない
つい声を上げてしまうほどの美しさに見惚れながら
その女性を表現する言葉さえこの空間に触れさせるのを躊躇うほどに
見惚れていた自分に気づきながらも
自分には表現する言葉が見つけることが出来ないことにもまた
とはいえ場所が場所であるが故すぐに彼は現実に引き戻される
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/19(日) 13:47:51.75 ID:8LevsBJjo
「おい!ちんたらしてんじゃねぇ」
「あっ!すいません」
「いかん、これからプロデューサーになるんだからしっかりしないとな」
3: ◆XQht4.e0zuQy[saga]
2014/10/19(日) 13:56:56.15 ID:8LevsBJjo
先ほどのホームで落としたのではないかと思い戻るも
人で溢れた所で小さな物を見つけるのはさすがに厳しく十数分探すも見つけられなかった
「しまった…どこにも見当たらないなぁ」
4: ◆XQht4.e0zuQy[saga]
2014/10/19(日) 14:05:59.09 ID:8LevsBJjo
「すいません」
「はい、何でしょうか」
「落し物で財布が届いてないでしょうか」
5: ◆XQht4.e0zuQy[saga]
2014/10/19(日) 14:12:00.19 ID:8LevsBJjo
目的地はさほど駅からも遠くなく以前にも何度か訪れていたので
迷うことなくたどり着くことが出来た
壊れたエレベーターを通り過ぎ階段を一歩ずつ上がっていく
6: ◆XQht4.e0zuQy[saga]
2014/10/19(日) 14:21:12.18 ID:8LevsBJjo
扉を開けると開ける音でこちらに気づいたのか
一人の女性が声をかけてきた
「あっ!今日からいらっしゃるプロデュサーさんですね」
7: ◆XQht4.e0zuQy[saga]
2014/10/19(日) 14:28:00.10 ID:8LevsBJjo
しばらくするとこの事務所に所属しているであろうアイドルたちの自己紹介が始まった
「この娘たちから選ぶんですか?」
「うむ、彼女たち13人から選んでくれたまえ」
8: ◆XQht4.e0zuQy[saga]
2014/10/19(日) 14:39:26.75 ID:8LevsBJjo
(中々個性的な娘たちだなぁ――)
「――ってあれ!?」
「おや?どうかしたかね」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/10/19(日) 14:54:38.67 ID:+OFymM5h0
期待ー
10: ◆XQht4.e0zuQy[saga]
2014/10/19(日) 14:57:17.57 ID:8LevsBJjo
それからもいくつか自己紹介を見たがあまり頭に入らず
ただひとつの事だけが頭の中を支配していた
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