過去ログ - 【ごちうさ童話】チノずきんちゃん
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10: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 22:59:18.15 ID:Wpbirk9f0
 ココアオオカミさんがチノずきんちゃんをモフモフしようとしたその時です。タンターン、と音がして、千夜ちゃんもシャロちゃんも、ココアオオカミさんもうずくまってしまいました。 
  
  
 千夜「痛っ!」 
  
11: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 23:02:51.03 ID:Wpbirk9f0
 ココア「うう……ごめんなさい」 
  
 リゼ「一体なんで人を妹にするようなマネしているんだ」 
  
 ココア「私にはお姉ちゃんやお兄ちゃんはいても、妹がいなかったんです」 
12: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 23:06:22.88 ID:Wpbirk9f0
  
 チノ「……お父さん。確か最近、お店で新しく人を雇おうとか話してましたよね」 
  
 タカヒロ「ああ、確かにそうだが」 
  
13: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 23:07:50.98 ID:Wpbirk9f0
 本当はちょっとココアオオカミさんにモフモフされてみたかったチノずきんちゃんは、自分の働くお店に彼女を誘いました。 
  
 そしてココアオオカミさんは、チノちゃんたちの働く喫茶店で、本当のお姉ちゃんとなるべく必死に頑張りました。 
  
 しばらくして、ココアオオカミさんはみんなからオオカミと呼ばれることもなくなり、ココアお姉ちゃん、とチノずきんちゃんから呼ばれるようになったということです。 
14: ◆8GtO9Q8Y8U[saga sage]
2014/10/20(月) 23:11:52.81 ID:Wpbirk9f0
 ――千夜ちゃんとシャロちゃんに捕まり、無理やりモフモフされてしまうチノずきんちゃん。口では嫌がっていても、心も体もどんどん素直にココアオオカミさんの妹になっていきます 
  
 ココアオオカミさんの温かな体に身を委ね、ほのかな甘い香りを肺に満たすと、もう頭の中はお姉ちゃんのことでいっぱいでした。チノずきんちゃんの小さなお口が、ココアお姉ちゃん、と言葉を紡ぎます 
  
 もう誰にも邪魔なんてされない。みんな私の妹だよ。そう言ってにんまりとココアオオカミさんは笑みを浮かべます。かりそめの妹、その存在がやがて生み出す悲劇も知らずに―― 
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/20(月) 23:26:18.37 ID:pCRWe9xjo
 おつぴょん 
 そっちもやっていいのよ 
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/21(火) 05:45:44.11 ID:Ui7TpV5q0
 乙 
 いや、これはもっと評価されるべきだろ 
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/21(火) 08:20:35.59 ID:UwBvEdaBO
 最高だったぜ…… 
 乙 
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/21(火) 09:53:43.78 ID:YDRaJG1Go
 乙 
 モカオオカミさんも出してええんやで 
  
 >>1のごちうさスレも、もうそろそろ20スレか? 
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/21(火) 15:53:13.87 ID:N3AVoy27O
 乙 
 心がぴょんぴょんした 
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/21(火) 21:06:38.18 ID:egJi5Evuo
 乙っすー 
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