過去ログ - 【ごちうさ童話】チノずきんちゃん
1- 20
2: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 22:42:38.57 ID:Wpbirk9f0
そんなある日の事、お父さんがチノずきんを呼んで言いました。


タカヒロ「チノずきん、シャロくんが風邪を引いてしまったらしい。この間のお礼も兼ねて、お見舞いに行ってあげなさい」

以下略



3: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 22:44:25.49 ID:Wpbirk9f0
チノずきんちゃんは元気に歩き出しました。

シャロちゃんの家は、チノずきんちゃんの家から二十分ほど歩いたところにある甘味処、甘兎庵のお隣です。

その日はとても良いお天気で、チノずきんが石畳の赤いところをスキップして歩いていると、ココアオオカミさんが現れました。
以下略



4: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 22:47:07.73 ID:Wpbirk9f0
チノずきんちゃんはスキップのまま逃げようとしましたが、偶然側にいたうさぎに気を取られ、街頭に頭をぶつけて気絶してしまいます。


チノ「うぐっ」バタッ

以下略



5: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 22:48:50.90 ID:Wpbirk9f0
甘兎庵に辿り着いたココアオオカミさんは、チノずきんちゃんを地面にそっと寝かせ、扉を叩きました。


千夜「はぁい、どなた……ち、チノずきんちゃん! どうしたの!?」

以下略



6: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 22:51:06.45 ID:Wpbirk9f0
トントン、と戸を叩くと、


シャロ「誰ー? 新聞の勧誘ならお断りよー」

以下略



7: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 22:53:27.21 ID:Wpbirk9f0
ばばぬきで負けたココアオオカミさんが、ポカリを買いにスーパーとシャロちゃんの家を往復した頃、千夜ちゃんの家でチノずきんちゃんが目を覚ましました。


チノ「あれ……ここは」

以下略



8: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 22:55:28.55 ID:Wpbirk9f0
チノずきんちゃんは、家の中で何が起きているかも知らず、シャロちゃんの家の戸をトントンと叩きます。


チノ「シャロさん、起きてますか」

以下略



9: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 22:57:20.93 ID:Wpbirk9f0
ココアオオカミさんの言葉に思わず後ずさりするチノずきんちゃんを、お布団から飛び出したシャロちゃんと千夜ちゃんが捕まえます。


チノ「ちょっ、どうしちゃったんですか二人とも!」

以下略



10: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 22:59:18.15 ID:Wpbirk9f0
ココアオオカミさんがチノずきんちゃんをモフモフしようとしたその時です。タンターン、と音がして、千夜ちゃんもシャロちゃんも、ココアオオカミさんもうずくまってしまいました。


千夜「痛っ!」

以下略



11: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 23:02:51.03 ID:Wpbirk9f0
ココア「うう……ごめんなさい」

リゼ「一体なんで人を妹にするようなマネしているんだ」

ココア「私にはお姉ちゃんやお兄ちゃんはいても、妹がいなかったんです」
以下略



12: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/10/20(月) 23:06:22.88 ID:Wpbirk9f0

チノ「……お父さん。確か最近、お店で新しく人を雇おうとか話してましたよね」

タカヒロ「ああ、確かにそうだが」

以下略



20Res/13.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice