過去ログ - 少女「君は爆弾に恋をした」
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5: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/25(土) 21:24:02.17 ID:Hlak1yFAO
不思議ちゃんと言う奴だろうか

少女の話を聞いていて、女は突然笑い出した


女「あっはっは、可愛い!」

女「ね、友達になってよ!」

少女「……友達?」

少女「私のような危険物が恐ろしくないなら、構わない」


やっぱりおかしい

まるで自分は爆弾だと言わんばかりだ

いずれその言動の意味が解るとしても、今は奇異でしかなかった


女「んで男」

男「はい?」


何故か女が突然こちらに振ってくる


女「放課後彼女と出掛けるから男も付き合うように」


……強引だ

昔からこの女はこういう所があった

何か決めると周りの迷惑を考えずに地球の裏側にすら突っ走っていきかねない

クラスの男達の冷たく痛い視線が更に強く突き刺さってくる

貴様は美少女の隣の席と言う幸運だけでは飽きたらず、初デートまでやるつもりか、と

全く全て自分の責任ではない!と教壇に立って叫びたかった


そんな視線を気にもかけず、その後も彼女は僕に肩がぶつかるほど近付いて教科書を覗き込む

サラサラな長い髪が僕の肩に触れる


彼女の可愛さとクラス中の視線の痛さに、一日中気が気では無かった

授業の内容もまるで頭に入らないで、一日が終わる


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