過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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138:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 21:05:30.51 ID:pkf2ayLi0
 勇者の家―――

勇者「た、ただいまー!」

 ドタドタドタ――――!
以下略



139:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 21:07:15.03 ID:pkf2ayLi0
 勇者へ


 戦士からお前が俺達を見捨てて逃げ出した、と聞いた時は耳を疑った。

以下略



140:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 21:08:42.04 ID:pkf2ayLi0
勇者「………」

 勇者は、震えていた。
 手紙から読み取れる、ある一つの真実。

以下略



141:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 21:09:59.70 ID:pkf2ayLi0
 夕食。
 久しぶりに味わう母の手料理。
 エルフ少女の作った食事程美味であるとは言えないが、それでも舌に馴染んだ懐かしい味は、とても美味しく感じられる。

勇者「………」
以下略



142:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 21:11:48.16 ID:pkf2ayLi0
 ぶわっ、と勇者の顔に汗が噴き出した。

勇者「待ってくれよ母さん、俺がこういう結論に至ったのも、勿論事情があって……」

 勇者を見据える母の目は冷たく、苛烈でさえあった。
以下略



143:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 21:13:14.53 ID:pkf2ayLi0
母「出来るはずなのよ」

勇者「はあ? だから…!!」

母「あなたなら世界を救うことが出来るはずなのよ。だってあなたはあの人の息子なんだから」
以下略



144:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 21:13:52.10 ID:pkf2ayLi0


 勇者は思い出していた。

 どうして忘れていたのだろう。
以下略



145:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 21:15:14.58 ID:pkf2ayLi0


勇者「何を言ってるんだよ母さん。ちょっと冗談を言っただけさ」


以下略



146:[saga]
2015/01/12(月) 21:15:53.64 ID:pkf2ayLi0
今回はここまで


147:名無しNIPPER[sage]
2015/01/12(月) 21:18:27.67 ID:woEmF1ci0

これは辛い


148:名無しNIPPER[sage]
2015/01/12(月) 21:25:31.96 ID:atAV6I3YO
よくある世界のシステムにそういう風に言わされてるのかと思ったがこれはオカン素で言ってるのか
こえぇ…


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