過去ログ - 翔太郎「スマイルプリキュアだと?」
1- 20
1:</b> ◇MFa.Ar5xYw<b>[saga]
2014/11/10(月) 18:01:57.18 ID:5NjTgzOY0
【注意】
・数年前に書いたものです。完結したので再投稿します。
・スマイルプリキュアの23話がメインとなっております。
・誤字脱字、または設定が甘い等々あるかとは思いますが、何卒ご容赦をいただければ幸いです。


それでもよろしければ、どうぞ暇つぶし程度に見てってください。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:04:46.71 ID:5NjTgzOY0
まったく、やっかいな事件が続きやがる。

ミュージアムの脅威が去ったかと思えば、風都はまた怪人騒ぎだ。

ピエロ面の妙なドーパントが現れて街の人たちから生気を抜き取ってるっていうじゃねぇか。
以下略



3: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:05:38.94 ID:5NjTgzOY0
フィリップ「大丈夫かい? 翔太郎」

翔太郎「ううっ……す、すまねえな、フィリップ」

フィリップ「幸い、怪我自体は大したことはなさそうだ。だけど……」
以下略



4: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:06:34.66 ID:5NjTgzOY0
ピエロの顔をしたナスカには、こちらの攻撃が一切通用しなかった。エクストリームを使うしかないと思ったその時、第三者が乱入してきた。

???「ウルッフッフー、お前か。最近、俺たちのことを嗅ぎまわっているっていうやつは」

ダブル「なんだ、テメーは!」
以下略



5: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:08:17.72 ID:5NjTgzOY0
翔太郎「しっかしよぉ。他のメモリはわかるが、エクストリームもファングも帰って来ねぇってのはどういうことだよ」

フィリップ「可能性は二つ。敵の手に渡ったか。或いはメモリの機能が停止した、か」

メモリの機能の停止。
以下略



6: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:09:13.85 ID:5NjTgzOY0
みゆき「だーかーらー、キャンディとデコルデコールが!」

あかね「ホンマやねんて! 信じてや!」

やよい「それと、私たちのスマイルパクトも!」
以下略



7: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:10:13.83 ID:5NjTgzOY0
取り合えずダメ元で聞き込みだ。みゆきとあかね、そしてやよいは俺と。なおとれいかはフィリップと。情報収集は二手に分かれた方が効率が良い。

俺はいつもの様に風麺へと足を運ぶ。この街で一番の情報通といやぁ、やっぱあの二人しかいないだろう。

翔太郎「こんなカンジの生き物とトランク。それと、このコンパクトみてーなもんらしいんだが、知らないか?」
以下略



8: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:11:24.34 ID:5NjTgzOY0

フィリップ「その様子じゃそっちもダメだったみたいだね」

翔太郎「お前もか。クィーンとエリザベスたちも知らねぇとなると、こりゃガイアメモリ探しより骨が折れるかもな」

以下略



9: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:12:20.28 ID:5NjTgzOY0
突如、空を暗雲が覆った。通行人たちは皆、打ちひしがれたように地に倒れた。見上げれば、そこには日本昔話に登出てくるような金棒を担いだ鬼が宙に浮いていた。

アカオーニ「ウルフルンから話は聞いているオニ。力を失ったお前たちが俺たちを捕まえるなんて無理に決まってるオニ。チャンチャラおかしいオニ!」

翔太郎「てめぇもあの狼男の仲間か。人の頭の上から見下して好き放題笑いやがって。上等じゃねぇか。いくぞフィリップ。変身だ!」
以下略



10: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:13:16.68 ID:5NjTgzOY0
アカオーニ「な、なんでプリキュアがここにいるオニ? 俺様、聞いてないオニ!」

翔太郎「マジかよ。みゆきが変身しやがった」

れいか「驚かれるのも無理はありません。私たちは皆、ハッピーと同じくバッドエンド王国の侵攻から世界を守る為に立ちあがった伝説の戦士、プリキュアなのです」
以下略



11: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:14:13.99 ID:5NjTgzOY0
アカオーニ「やってしまうオニ!」

C・アカンベェ「アカンベェ!」

C・アカンベェの繰り出す息もつかせぬ高速の連打の前に苦戦を強いられるみゆきは、一旦下がって距離を取るとアニマル浜口が憑依したかのように「気合いだ!」を連呼し始めた。
以下略



12: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:14:56.36 ID:5NjTgzOY0
やよい「やめて! ハッピーに手を出させないで!」

アカオーニ「んん〜? 変身もできないクセにノコノコ出て来るなんて。この状況が怖くないのかオニ?」

やよい「怖いよ。今だって気を緩めると腰が抜けそうなほど怖い」
以下略



13: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:15:28.75 ID:5NjTgzOY0
やよい「なっ、なにこれ。えっ、えっ?」

アカオーニ「ええい、なにをやってるオニ! もう一度攻撃するオニ!」

アカオーニの指示を受け、C・アカンベェは再び両腕をやよいに向ける。直後、メモリは更なる光を放った。やよいは光り輝くメモリに手を伸ばした。
以下略



14: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:16:29.55 ID:5NjTgzOY0
なお「ふー、なんとかなったね」

れいか「大丈夫ですか? やよいさん」

やよい「うん。私は平気。それより、みゆきちゃんは」
以下略



15: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:17:49.88 ID:5NjTgzOY0
~バッドエンド王国

ウルフルン「なっさけねーなぁ、アカオーニ。負けておめおめと戻って来るなんてよ」

アカオーニ「うるさいオニ! そもそも、聞いていた話とまるで違ったオニ! プリキュアたちまでガイアメモリを使えるなんて!」
以下略



16: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:19:05.00 ID:5NjTgzOY0
ウルフルン「そういやジョーカー。お前がとっ捕まえてきたあの妖精。あいつどーすんだよ」

ジョーカー「少々聞きたいことがありまして」

ウルフルン「あと一回分のバッドエナジーでピエーロ様も蘇るんだ。別に今更なんもビビるこたぁねーだろ」
以下略



17: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:19:45.92 ID:5NjTgzOY0
敵の強襲を退けて偶然にもルナメモリを回収できた俺たちは一旦事務所に戻ることにした。

そしてフィリップに頼み、ダメ元でもう一度地球の本棚へアクセスを試みることにした。

みゆき「フィリップさん、目を瞑って何しているんですか?」
以下略



18: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:20:49.96 ID:5NjTgzOY0
翔太郎「小屋だぁ?」

フィリップ「ああ。以前来たときは気付かなかったが、確かに小屋がある」

翔太郎「お前一体どこに今いるんだよ」
以下略



19: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:21:28.69 ID:5NjTgzOY0
なお「笹?」

れいか「短冊?」

プリキュア勢「……もしかして!?」
以下略



20: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:22:10.26 ID:5NjTgzOY0
俺はみゆきたちに連れられ、事務所の本棚に開いた穴からメルヘン極まる場所にやってきた。そこは木の中の図書館といった感じに壁一面に本が収められていた。

本は確かに絵本だらけ。切り株で作られたであろう小屋もある。フィリップが言っていた通りの場所だ。

フィリップ「やぁ、翔太郎。それにみゆきちゃんたちも」
以下略



21: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:22:46.07 ID:5NjTgzOY0
フィリップがスタッグフォンの画面をこちらへと向けた。そこには、メモリ探索用に放っていたガジェットツールの一つ、バッドショットから送られてきた映像が映し出されている。とても凄惨な光景だった。

翔太郎「タブーじゃねぇか! 学校なんかで暴れやがって」

あかね「ここ、うちらの学校やん!」
以下略



138Res/134.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice