過去ログ - 翔太郎「スマイルプリキュアだと?」
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32: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:30:56.05 ID:5NjTgzOY0
やよい「そんなっ……ひどい!」
あかね「アンタみたいな性根の腐った悪党は、うちが根性叩き直したる!」
やよい、あかね「プリキュア! スマイルチャージ!」
33: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:31:47.25 ID:5NjTgzOY0
なおは咄嗟に落ちていた空き缶を蹴り放った。強烈且つ正確なシュートでN・アカンベェの剣を狙い撃ち、僅かに斬撃の軌道を逸らせた。
ウルフルン「ウルッフッフー、キュアマーチか。ちょうど良いぜ。ホラよ、受け取れ」
なお「こ、これは私のスマイルパクト。何のつもり?」
34: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:33:05.02 ID:5NjTgzOY0
必殺技を使ったマーチの眼前には、N・アカンベェの姿はなかった。
れいか「後ろです! マーチ!」
ウルフルン「超高速のナスカに敵はねぇ。終わったな」
35: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:34:12.54 ID:5NjTgzOY0
翔太郎「この風……まさか」
優しい風が吹いていた。どこか懐かしく、包み込まれるような風。やがて集まった風は渦を巻き、暴風となってなおを中心に吹き荒れた。
三体のドーパント・アカンベェからなおを守っていた暴風が止んだ時、なおの目の前には緑色のメモリが宙に浮いていた。
36: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:34:55.06 ID:5NjTgzOY0
キュアマーチ・C「勇気リンリン、直球勝負! キュアマーチ・サイクロン!」
ウルフルン「今更メモリを使おうがカンケーねえ! やっちまえ! アカンベェども!」
疾きこと風の如し。メモリの力で変身したなおは、まさに疾風のように戦場を駆ける。S・アカンベェを素早さで翻弄し、強靭な肉体を持つB・アカンベェを旋風を足に纏った連続蹴りで圧倒していく。
37: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:36:01.60 ID:5NjTgzOY0
キュアマーチ・C「プリキュア! マーチ・エアロバスター!」
マーチの蹴り放った風のボールは地面を抉り、猛烈な勢いで一直線に三体のドーパントへと向っていく。
ウルフルン「N・アカンベェ! んなモン、正面から叩っ斬っちま――んなっ!?」
38: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:36:47.16 ID:5NjTgzOY0
風都タワーに捕らえられていた子供たちを救出した俺たちは、対策を練る為にみゆきたちのふしぎ図書館へと向かった。
フィリップ「ルナとヒートに続いてサイクロン。徐々に僕たちのメモリが集まりつつあるね」
翔太郎「ああ。だが、肝心のボディメモリがなきゃ変身はできねぇ。それに、みゆきたちの仲間もまだ奴らの手の中にある。早く奴らの居場所を突きとめねぇとな」
39: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:39:10.04 ID:5NjTgzOY0
フィリップ「照井竜!」
翔太朗「脅かすんじゃねぇよ照井。つーか、どっから湧いて出た」
照井「俺に質問するな」
40: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:39:39.83 ID:5NjTgzOY0
翔太朗「そ、そりゃ本当か、照井!?」
照井「ああ、今回の件には間違いなく財団Xが一枚噛んでいる。ガイアメモリ開発、超能力兵士クオークスの育成やネクロオーバーによる死体蘇生技術の研究。それらに加えて、もう一つ。奴らはバッドエナジーの有用性にも目をつけていた」
フィリップ「なるほどね。奴らが何故ガイアメモリを扱っていたか合点がいったよ」
41: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:40:15.07 ID:5NjTgzOY0
フィリップ「この場所は!?」
翔太朗「ビギンズナイトの研究施設跡地じゃねぇか!」
照井「お前たちにとっては因縁の地だろうが、今は感傷に浸っている暇はない。すぐに向かうぞ」
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