過去ログ - 石造りシューティングスター
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11: ◆jma3vRngk.Px[saga]
2014/11/20(木) 05:15:14.04 ID:SGK+dpDH0

充分懐かしさを堪能した俺は、またチャイムを鳴らし、おねえさんに「また今夜、あそこに入ってもいいですか」と確認を取って、要塞を後にした。今日はよく晴れていて、ゆっくりと星空を眺める事が出来そうだった。

夜になるまで俺は、よく遊んでいた公園、住んでいた家、通っていた学校と、思い出せる限り懐かしい場所を歩き渡っていた。

以下略



12: ◆jma3vRngk.Px[saga]
2014/11/20(木) 05:21:46.18 ID:SGK+dpDH0

陽が傾いてきた頃、通学中によく目にしていたが、結局食べに行くことはなかったラーメン屋で食事を済ませ、俺はまた要塞へと足を向けていた。

おねえさんには「夜入る時は別にあたしに声かけなくてもいいから」と言われていたので、そのまま二階に上がっていった。

以下略



13: ◆jma3vRngk.Px[saga]
2014/11/20(木) 05:36:13.23 ID:SGK+dpDH0

陽が落ちて三十分ほど経った頃、俺は寒さに震えていた。田舎の夜ってこんなに寒かったっけ。いや、そもそも俺は夜に外に出ることがほとんどなかったんだ。

何かカイロでも買っておけばよかった。そんな後悔をしながら窓穴から星空を見上げていると、鉄の軋む音と、靴音が耳に入ってきた。

以下略



14: ◆jma3vRngk.Px[saga]
2014/11/20(木) 05:44:28.44 ID:SGK+dpDH0

「夜食にカップ麺でも持ってきてやろうかと思ったけど、汁をこぼさないように上がるのは無理だと思ってね」

「いいですよ、別に。ラーメンならさっき食べてきましたし」

以下略



15: ◆jma3vRngk.Px[saga]
2014/11/20(木) 05:52:48.95 ID:SGK+dpDH0

ふぅん。おねえさんはそう呟いて、立ち上がった。

「お腹が空いたらうちに来なよ。カップ麺くらいはご馳走したげるから」

以下略



16: ◆jma3vRngk.Px[saga]
2014/11/20(木) 05:53:23.54 ID:SGK+dpDH0
これにて終了です。さすがにもう眠い


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/20(木) 11:24:36.24 ID:nhdrNTvao
いいね
乙!


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/20(木) 12:39:43.61 ID:K5R80N2B0
こちらシューティングスター!
乙は任せろ!!


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/20(木) 16:31:58.01 ID:rHa6HiODO
アンディー・メンテのゲームにもシューティングスターってのが居たな。だから何だって話だが


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