過去ログ - ハルヒ「BLって素晴らしいわね」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 19:57:55.89 ID:QGKEYDT0O
「んっ…、…く……、ふ、」
俺の唾液なのか古泉の体液なのかわからないものが、唇からあふれてだらだらと顎を伝う。ぬるついて気持ち悪いが、そんな物を飲み下すほうが勇気がいるのでそのままにしていると、「やらしいですね」と揶揄された。放っとけ。
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 19:58:45.39 ID:QGKEYDT0O
「気持ち悪……」
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2014/11/24(月) 19:59:16.19 ID:QGKEYDT0O
くそ、強姦魔め。
さらに罪状に強制猥褻罪も追加してやる。
「法律に鑑みてお話しするなら、男性間で強姦罪は成立しませんよ。この場合適応されるのは、傷害罪、強制猥褻罪、脅迫罪といったところが妥当でしょうか」
「やかましい」
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 19:59:47.20 ID:QGKEYDT0O
「もしも」
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 20:00:13.76 ID:QGKEYDT0O
「……、では、また」
月曜日に。
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 20:01:02.35 ID:QGKEYDT0O
翌日の日曜といえば、前日のことが嘘のような穏やかさで、近頃そんな何でもない時間のひとときも持てずにいた俺にとっては非常に貴重な一日だった。
心中ハルヒの気まぐれやら古泉の思いつきやらで呼び出されたりしないものかとヒヤヒヤしつつ、何度携帯の電源を落とそうかと思ったか分からない。
実際にやると後が面倒なことは火を見るが如しなので諦めたが。
53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 20:01:45.91 ID:QGKEYDT0O
「もしも、僕が…」
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 20:02:11.70 ID:QGKEYDT0O
「休み?」
思わず素っ頓狂な声が出て驚いた。
そんな俺の顔を一瞥すると、ハルヒはPCの前に頬杖をついた姿勢のまま、ぷいっと顔を横向かせた。
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 20:02:50.44 ID:QGKEYDT0O
「だって大勢で押しかけたら迷惑じゃない。お見舞いはごく少人数で速やかに、が
社会一般のマナーでしょ」
お前の口からよもや社会一般などという言葉が出ようとはな。常識とか通念とかいう概念は丸めて唾吐いて公園の池鯉の餌にでもするタイプだと思っていたが。
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 20:03:25.21 ID:QGKEYDT0O
幸か不幸か、古泉の住まいと俺の最寄駅は同じだ。
なので、駅までの道程は普段の下校と変わらない。
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 20:04:16.46 ID:QGKEYDT0O
「どうしてここに?」
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