過去ログ - 小鳥「二人のプロデューサーさん」
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2014/11/30(日) 21:50:20.56 ID:esEnZNg+0
高木「なに、気にすることは無い。そもそも、こんな話社長無しでは結論が出るはずもないからな」
小鳥「…黒井さんが、言ったんです」
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2014/11/30(日) 21:51:19.72 ID:esEnZNg+0
高木「……なるほど、そういうことか」
小鳥「どういうことなんですか?」
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2014/11/30(日) 21:53:38.64 ID:esEnZNg+0
高木「昔、君の母親が現役だった時、あいつは彼女のプロデューサーだった」
高木「君のお母さんはその素晴らしい歌声を武器にアイドル界を駆けあがっていった」
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2014/12/01(月) 02:33:17.61 ID:XQvs4ti00
高木「黒井とともに歩み、とうとうアイドルの頂が現実になってきた。その矢先さ」
高木「伝説が現れてしまったんだよ」
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2014/12/01(月) 02:47:04.70 ID:XQvs4ti00
高木「彼女の出現はそれまでのアイドル界を覆すような出来事だった」
高木「それからほどなくして彼女はアイドル界において不動の地位を築くことになる」
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2014/12/01(月) 02:56:59.67 ID:XQvs4ti00
高木「だが、それも長くは続かなかった。彼女がアイドルとして円熟期に入ったころ、一人の男性と出会う。それが君のお父さんだ」
高木「相当悩んだらしい。女としての幸せを選ぶか、それともアイドルとしての生きがいを選ぶか」
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2014/12/01(月) 03:13:56.84 ID:XQvs4ti00
高木「君を産んだ後、しばらくしてから黒井は彼女に復帰の打診をした」
高木「それはもちろんやみくもに言ってるのではなく、しっかりとした根拠があって提案してきたものだった」
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2014/12/01(月) 03:22:28.72 ID:XQvs4ti00
高木「そこから先の戦いは…もしかしたら小鳥君も覚えてるかも知れないね」
小鳥「…はい。曖昧な記憶ではありますが、お母さんが家をよく空けていたことを覚えています」
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2014/12/01(月) 03:22:28.72 ID:XQvs4ti00
高木「そこから先の戦いは…もしかしたら小鳥君も覚えてるかも知れないね」
小鳥「…はい。曖昧な記憶ではありますが、お母さんが家をよく空けていたことを覚えています」
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2014/12/01(月) 03:31:21.92 ID:XQvs4ti00
高木「その頃かな、私の担当アイドルが引退を決意し、同じプロダクションの所属アイドルである彼女のプロデューサーに回されたのは」
高木「プロデューサー、と言っても世話係に過ぎなかったがね。黒井のプロデュースに私が意見をする余地は無かった」
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