127:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 01:03:50.22 ID:gi80ZhfmO
歩美「博士......」
そっか、そうだったんだ。
博士は何もかも察した上で、私を家に入れたんだ。
128:名無しNIPPER
2015/02/15(日) 18:01:06.68 ID:mGiyUi42O
はたしてどうなるのか
129:名無しNIPPER[saga]
2015/02/17(火) 22:59:06.42 ID:Ik/1hR0GO
......博士の言葉に一瞬だけ迷った。
聞けば、きっと博士も傷つくと再度思ったから。
でも......。
130:名無しNIPPER[saga]
2015/02/17(火) 23:12:57.94 ID:Ik/1hR0GO
博士に促されてから、私は今日までの出来事を話した。
131:名無しNIPPER[saga]
2015/02/17(火) 23:29:10.50 ID:Ik/1hR0GO
阿笠「実はのう、これはもう10年も前に哀君から頼まれておったものなんじゃよ」
歩美「10年も前に?子供の時から?」
阿笠「うむ。そうじゃ。もし自分がここにいる事が出来ない時、自分に代わって君にこのDVDを渡して欲しい。君が成長し、自分の事を知りたいと願いワシの元へ訪れた時に、とな」
132:名無しNIPPER[saga]
2015/02/17(火) 23:35:22.79 ID:Ik/1hR0GO
決して、前向きな気持ちで見せたいものじゃない。
そんな想いが伝わってきた。
急にDVDを持つ手が重たくなる。
133:名無しNIPPER[sage]
2015/02/17(火) 23:42:52.05 ID:SrjhzGHZO
凄えちゃんとしたコナンスレでしかも完成度高え!
134:名無しNIPPER[saga]
2015/02/17(火) 23:45:04.18 ID:Ik/1hR0GO
そう呟いて、DVDをセットする。
ディスクが回転を始め、私1人になった部屋に機械音が響く。
その時間が......。機械が映像を読み込むまでの時間が途方も無く長く感じられた。
135:名無しNIPPER[saga]
2015/02/18(水) 00:05:20.48 ID:ObNBjuQPO
歩美「哀ちゃん......」
思わず涙が出そうになった。
声も姿も、何もかもが懐かしい。
136:名無しNIPPER[saga]
2015/02/18(水) 00:39:38.72 ID:ObNBjuQPO
灰原「......今、画面の前のあなたはきっと混乱しているわよね。何故私がこんな事をしなければならなかったのかが分からなくて」
歩美「......そうだよ、哀ちゃん」
灰原「そもそも、これを見ているのだからずっと私がいなくて......。ずっと疑問を感じていたわよね。本当にごめんなさい」
137:名無しNIPPER[saga]
2015/02/18(水) 07:09:56.84 ID:ObNBjuQPO
突然の哀ちゃんの問い掛けに、戸惑うしか無かった。
哀ちゃんがいたら?いなかったら?
安全の為?どうして?
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