6: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/10(水) 20:58:09.72 ID:MsR9K0rH0
武智乙哉の件以来、兎角を見かける時には必ずと言っていいほど隣に晴がいた。
兎角「あいつは図書室で勉強してる。怪談もしてたけど」
7: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/10(水) 21:05:20.93 ID:MsR9K0rH0
しえな「追い出されたわけか。怪談の矛盾にいちいち突っ込むなんて野暮だな」
あんなものは子供騙しで、怪談に限らず噂話や都市伝説のようなものは話自体を楽しむものだ。
8: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/10(水) 21:13:28.49 ID:MsR9K0rH0
無愛想だとばかり思っていたが、目に感情が出やすいのかもしれない。
兎角「剣持もそういう話が好きなのか?」
9: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/10(水) 21:25:45.22 ID:MsR9K0rH0
しえな「そっか」
しえなが返した後はしばらく沈黙が続いた。
10: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/10(水) 21:32:51.94 ID:MsR9K0rH0
しえな「お付きの人みたいになってるな」
執事とかSPとか、そういったものを思い浮かべて少し皮肉を込めて笑ってみる。
11: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/10(水) 21:39:27.44 ID:MsR9K0rH0
今日も兎角が顔を覗かせた。
しえながいる事は分かっているはずなのに、わざわざ来るという事は何か目的があるのかもしれない。
12: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/10(水) 21:48:09.47 ID:MsR9K0rH0
していないわけではないのかもしれないが、大いに余裕が見える。
ここに来たのも、しえなを大した敵ではないと判断しているのだろうから。
13: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/10(水) 21:52:24.19 ID:MsR9K0rH0
さらりと答える兎角に感心する。
しえな「自信があっていいな」
14: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/10(水) 22:01:04.77 ID:MsR9K0rH0
しえなは自分が突出したもののない人間だと自覚はしていた。
兎角には得意な事や、彼女にしか出来ない事もたくさんありそうで卑屈な気分になってくる。
15: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/10(水) 22:16:42.75 ID:MsR9K0rH0
しえな「普通ってなんだろうな。普通にしてるのにイジメられたりさ」
何も悪い事なんてしていないのに、例え何か理由があったとしても、それは理不尽に開始される。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/10(水) 22:31:00.05 ID:KPs8lO4Po
ほう
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