過去ログ - しえな「ボクの居場所」
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67: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/14(日) 19:22:55.28 ID:18iRsMKw0

そう宣言して、指先を小さな穴に差し込んだ。

締め付けてくる肉壁の温かい弾力が気持ちよかった。

以下略



68: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/14(日) 19:29:04.35 ID:18iRsMKw0

兎角の手に力が入り、痛いくらいに腕を握られている。

それでもきっと彼女が感じている痛みの方がずっと大きい。

以下略



69: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/14(日) 19:33:15.02 ID:18iRsMKw0

指を引き抜くと兎角の体が崩れ落ちそうになり、しえなはそれを支えた。

しえな「大丈夫か?」

以下略



70: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/14(日) 19:39:37.72 ID:18iRsMKw0

兎角は怒るわけでもなく、恥ずかしがるわけでもなく、乱れた服を整えている。

しかし、目を合わせないのはやはり照れているんだろうと思う。

以下略



71: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/14(日) 19:47:47.53 ID:18iRsMKw0

兎角「構わないけど……」

そう兎角が答えた時、しえなの中で胸が高鳴るのを自分でもしっかりと感じていた。

以下略



72: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/14(日) 19:56:43.04 ID:18iRsMKw0

遅い時間に、扉をノックする音が聞こえた。

点呼はもう終わったし、何か通達でもあるのだろうかと、しえなは扉に向かった。

以下略



73: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/14(日) 20:06:29.43 ID:18iRsMKw0

しえな「一ノ瀬は?」

兎角「部屋にいる」

以下略



74: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/14(日) 20:12:22.57 ID:18iRsMKw0

今の時間帯は人の多い場所なんてない。

昼休みのように黒組ルールを利用するのは難しいだろう。

以下略



75: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/14(日) 20:18:08.03 ID:18iRsMKw0

兎角「大人しくしてろ」

大人しくも何も、抵抗ならもうとっくに始まっていたが、腕なんてビクともしないし、威圧感があり過ぎて足も動かなかった。

以下略



76: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/14(日) 20:27:16.56 ID:18iRsMKw0

しえな「うるさいっ。不意打ちなんだからしょうがないだろ!」

兎角「じゃあもう驚かないな」

以下略



77: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/14(日) 20:35:05.96 ID:18iRsMKw0

抗議をするが返事はない。

しかし手首を押さえ付ける力が緩んだので、しえなはほっと息を吐いた。

以下略



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