6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/11(木) 17:51:18.35 ID:pTgsfhhR0
「………………」
「………………」
お互い完全に無言
ここだけ時間が止まってしまったかのように、まばたき以外何もできない
そのまま三分ほどたち、ようやく私は言葉を絞り出した
「……おはよう」
「……おは、よう?」
その深海棲艦は私の言葉を復唱しただけで、再び黙り込んでしまった
言葉を発したことにより少し冷静になった私は、その深海棲艦がこちらを襲ってこないか細心の注意を払いつつ質問をした
「お前さんは、何者だ?」
「………?」
わからないと言う風に首をかしげる
「お前さんは、私を襲うか?」
「………」
ふるふると頭を横にふり、またこちらを見つめてきた
「どこから来たかは分かるか?」
「………」
再び首をかしげた
「むぅ…」
取り敢えず襲っては来ないだろうと思い、少し緊張を解く
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