過去ログ - 許嫁「愛していると言えますね?」
↓ 1- 覧 板 20
8: ◆AYcToR0oTg[saga]
2014/12/13(土) 21:51:47.78 ID:oOlmUUNN0
女友「だからって、ちゃんと褒めてあげなさいよ? 女の子って、そういうとこを気にしてるんだから」
男友「がさつな女友でさえそうなら、男はより一層の気を使ってやらなきゃな」
9: ◆AYcToR0oTg[saga]
2014/12/13(土) 21:52:59.23 ID:oOlmUUNN0
ここ最近のわたしはずっと、他人の不幸を願っている。
男くんか許嫁さん、どちらかの会社が倒産しないかな、とか。
10: ◆AYcToR0oTg[saga]
2014/12/13(土) 21:53:54.64 ID:oOlmUUNN0
◇夕方 教室
許嫁「女さん、誰かと待ち合わせですか?」
11: ◆AYcToR0oTg[saga]
2014/12/13(土) 21:54:47.45 ID:oOlmUUNN0
許嫁「そうですか。残念ですね」
女「ごめんね? 男くんなら、きっともうすぐ来ると思うよ?」
12: ◆AYcToR0oTg[saga]
2014/12/13(土) 21:55:36.75 ID:oOlmUUNN0
許嫁「気にしていましたよ。好きな人でもいるのかな、と」
女「そういうんじゃないの。同じことをまた話してたら、女友ちゃんにもそう言ってくれる?」
13: ◆AYcToR0oTg[saga]
2014/12/13(土) 21:56:38.85 ID:oOlmUUNN0
◆夜 料亭
許嫁父「ところで男くん、娘はしっかりやれているかな?」
14: ◆AYcToR0oTg[saga]
2014/12/13(土) 21:57:26.08 ID:oOlmUUNN0
許嫁父「事実かな?」
男「それは、本当です」
15: ◆AYcToR0oTg[saga]
2014/12/13(土) 21:58:29.61 ID:oOlmUUNN0
許嫁父「――――ここからは、親の欲目としての話でもある」
許嫁父「もし男くんにその気がないなら、結婚は破談で構わない」
16: ◆AYcToR0oTg[saga]
2014/12/13(土) 21:59:31.71 ID:oOlmUUNN0
どうしよう、どうしようと頭の中が混乱で一杯になっている。
布団に入って、頭まで毛布をかぶって、それでもちっとも眠れない。
17: ◆AYcToR0oTg[saga]
2014/12/13(土) 22:00:44.40 ID:oOlmUUNN0
◇昼休み 放送室
許嫁「これよりお昼の放送を始めます。BGMは、三年の先輩さんリクエストの『THE END OF THE WORLD』です」
113Res/80.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。