過去ログ - 女勇者「帰還後王子と結婚できると思っていたら」
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122:名無しNIPPER[sage]
2014/12/28(日) 13:01:02.17 ID:xsUfTC6lo
乙です
勇者も僧侶も無意識のうちに魔法使いを傷つけてたんだよね……
俺だったら絶対に耐えられないよ、魔法使いが健気すぎて責める気になれない
ってか魔女と大臣以外は誰も悪くないっぽい、魔王娘も何か魔女に利用されてるっぽいし


123:名無しNIPPER[sage]
2014/12/28(日) 13:19:43.92 ID:0uvg24bIO
切ねえなぁ



124:名無しNIPPER[sage]
2014/12/28(日) 14:34:27.00 ID:uwoER5S7O
魔王様本当に死んでるのか…?
てか>>1って姫様と暗黒騎士の人かな?従者が出てくるやつ


125: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/28(日) 15:08:45.40 ID:78zrijn/0
暗黒騎士「まさか術が解けそうになった瞬間、魔法使いを攻撃するとはな…」

何が起こったか理解していなかった私は、その言葉を聞いて魔女を睨む。

勇者「許さない…!!」
以下略



126: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/28(日) 15:09:12.90 ID:78zrijn/0
魔女「うわーこれ死ぬわ…不意打ちなんてひどぉ」

暗黒騎士「お前が言うな」

暗黒騎士が剣を引き抜くと、魔女は腹から大量の血をぶちまけ、そのまま地面に倒れ込んだ。
以下略



127: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/28(日) 15:09:39.01 ID:78zrijn/0
勇者「魔法使い、魔法使い!!」

魔法使いは声も出なくなり、口元をパクパクさせていた。
私に何かを一生懸命伝えようとしている。

以下略



128: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/28(日) 15:10:13.27 ID:78zrijn/0
魔王の娘たちは混乱に乗じてか、いつの間にか姿を消していた。
大臣も混乱に乗じて城から逃げ出そうとしている所を、王子に捕まった。そして尋問により、国王殺害の件と、魔女と共謀していた残りの者の存在を吐いた。
この自供により私の無実は証明され、私は再び勇者としてこの国に迎えられることとなった。


129: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/28(日) 15:10:43.03 ID:78zrijn/0
あの混乱からどれくらいくらい経っただろうか。
勇者の名誉を回復させる為、国の権力者達が奔走していた。それだけでないゴタゴタが色々あったようだが、私にはよくわからない。
とにかくその間、私は城に保護という名目で軟禁に近い生活を送っていた。
軟禁生活の間、私の耳に届くのは――

以下略



130: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/28(日) 15:11:14.29 ID:78zrijn/0
王子「勇者、月光の湖畔に行かないかい」

王子にそう誘われ、私は着いて行く。
湖畔に行きたかったというより、城での軟禁で息が詰まっていた為、解放されたい気分があった。
それに喪中期間、私は婚約者であるはずの王子とほとんど話していなかった。王子も国を継ぐにあたって忙しく、ろくに休んでいられなかったようだ。
以下略



131: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/28(日) 15:11:54.46 ID:78zrijn/0
王子「僕は君にも魔法使いにも、誠実ではなかった」

私は否定をしない。
本当にそうだ――そこが、私が王子を許せなかった部分だ。

以下略



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