73: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/31(水) 19:01:27.18 ID:31V1xYrB0
鳰「伊介さんアウトー」
しえな「おー……カーブか……」
74: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/31(水) 19:06:48.75 ID:31V1xYrB0
鳰「ピンチっすねー」
兎角「黙れ」
75: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/31(水) 19:14:15.56 ID:31V1xYrB0
兎角は視線だけでボールを追い、相手の体の動きを見ながらアタックのタイミングを窺っていた。
次に晴からのパスを受け取った乙哉の足取りが力強くなる。
76: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/31(水) 19:26:49.35 ID:31V1xYrB0
兎角「くっ……!」
涼の球を見様見真似で実践したのだろう。
77: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/31(水) 19:34:54.32 ID:31V1xYrB0
春紀「そらよっ!」
すぐに体勢を整えた春紀は腰を大きく捻り、体重移動を利用しながら力を溜めると、指先から全てを込めたボールを打ち出す。
78: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/31(水) 19:46:38.27 ID:31V1xYrB0
絞り出した声はかすれていた。
兎角は思った以上に今の状況を楽しんでいる事に気付いて、挑発も込めて春紀を見ながら口角を上げる。
79: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/31(水) 19:58:05.44 ID:31V1xYrB0
伊介「あんたは大人しくしてるのが一番いいのよ・」
香子「なんだと!?私は失敗するわけにはいかないんだ!」
80: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/31(水) 20:05:46.40 ID:31V1xYrB0
涼「あいたっ」
低めに沈んだボールは涼の手に当たって、浮き球となる。
81: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/31(水) 20:13:28.81 ID:31V1xYrB0
兎角「剣持、入るか?」
しえな「武智がいるから嫌だ」
82: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/31(水) 20:21:41.17 ID:31V1xYrB0
乙哉「うーん……じゃあそっちで我慢しようか」
わきわきと指を軽快に動かしながら、乙哉は兎角に向けて構えた。
83: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/31(水) 20:31:41.73 ID:31V1xYrB0
そうしえなが声をかけると、乙哉はにこにこと嬉しそうに笑った。
乙哉「しえなちゃーん、大好きーー!」
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