過去ログ - 少年「そんな『憎悪』が、あってたまるか」
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32: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2014/12/27(土) 01:02:11.97 ID:YBOMP4fI0
理にはかなっている。
僕が彼のことで苦しむのなら、彼のことを考えなければいい話だ。
だが、彼のことを考えないようにするということは、
彼を許すと言っているようなものだ。

それはどうしても出来ない。
いや、僕がどんなに忘れようと努力したところで出来ない。

僕は彼を許せない。
そして、許せないということは彼のことを考えてなくてはならない。
そうなると、僕はつらい記憶をも思いだし、常に苦しむこととなる。
それでも、僕は彼を忘れるということをしなかった。
いや、もうそれは何があっても不可能だった。
気がつけば、彼をどんなひどい目に遭わせようかと考えるようになり、
そんなマイナスの発想をするごとに、僕はさらに苦しんだ。

当然だ。他人をどうやって苦しめようと考えることが、楽しいわけがない。

でも、僕はそれを止められなかった。
もはや彼を許せないという感情は、僕から独立して僕自身を攻撃している。

僕がこの感情を『憎悪』だと自覚するのはその少し後のことだった。



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